2・18農地裁判で市東孝雄さんが烈々たる証言
2月18日、農地裁判でいよいよ市東さん本人の証言だ。法廷に先立って、300人が全国から集まって集会とデモ、そして裁判所を包囲するヒューマンチェーンが行われた。
集会では、北原鉱治事務局長が、反対同盟を代表してこの日の闘いの重大性を訴えられた。葉山弁護士、田中動労千葉委員長の挨拶の後、山本関実世話人は、関西での異常極まる弾圧への怒りを語られた上で、反対同盟が出したパンフ『農地は私たちの命』を広げようと訴えられた。市東さんの会の山口さん、
遠く沖縄から市東さんの農地を守る沖縄の会の金治明事務局長が駆けつけて挨拶をし、団結頑張ろうをして、さあ、デモに出発。雨足が早まる中をものともせず、千葉市内を席巻し、千葉地裁を包囲して進んだ。解散して直ちに千葉地裁を取り囲んでヒューマンチェーンが行われた。
法廷が開かれ、市東さんの畑と農作業を映したビデオも再生され、「おやじが守ってきたものを長男の私が守るのは当然」「空港廃港まで闘う」と4時間にわたって市東さんの烈々たる証言が行われた。
法廷が開かれている間、若い人たちや市東さんの会の裁判所の前でのリレートークが続けられた。
閉廷後、この日一日を闘い抜いた多くの人が残って裁判の報告会が開かれた。
北原さんの挨拶、証言をやり終えた市東さんが笑みを浮かべながら挨拶をされた。葉山さんをはじめ尋問を行なった各弁護士のみなさんから勝利感に溢れた報告が続く。
最後に萩原進事務局次長からまとめと方針提起が行われた。
萩原さんは「やれば出来るじゃないか」と冒頭切り出された上で、「今度は裁判所を二重、三重に取り囲むような闘いを実現しよう」「3・7第3誘導路粉砕の現地闘争をやりぬく」「なにより3・24全国総決起集会に、全てを賭けて1500の隊列を実現して、3・27農地裁判最終弁論の闘いを、今日同様全力で取り組んで欲しい」と正に烈々たる決意をにじませて提起されました。
関西実行委員会も、20名近くが闘い抜くとともに、この間、反原発・テントの闘いを共に闘い抜いてきた福井や東京の仲間も初めて参加して駆けつけてくれた。全力で、3・17三里塚関西集会を成功させ、3・24三里塚現地に総決起しよう!
なお、この日、反対同盟から第3誘導路の3月7日供用開始の攻撃に対し、「第3誘導路粉砕緊急現地闘争」を、3月7日(木)午後1時半に市東さん宅南側開拓組合道路に集まり、南台の市東さん方畑(元現闘本部脇)までの往復デモを行うことが呼びかけられました。早急にそれぞれのみなさんのところの態勢を作ってください。
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