市東さんの農地裁判に全力で集まろう(2月18日)
2月18日(月)、市東さんの農地をめぐる農地裁判が開かれます。2回、8時間に及ぶ萩原進さんの証言に続いて、市東さん本人がこの6年間にわたる空港会社NAA、千葉県、成田市、国などの農地強奪攻撃に対する思いのたけを証言されます。この日、三里塚反対同盟は、午前10時、千葉市中央公園での集会、そして反対同盟によるトラクターデモを先頭とした裁判所を包囲し、千葉市民に訴えるデモンストレーションを行います。そのあとには、裁判所を包囲するヒューマンチェーン。
60数名が代表となって法廷の傍聴に入りますが、残った人々で再度の市内デモ、また裁判所前でのリレートークを法廷が開かれている間も行い続けます。
最大の証拠とも言える土地の「確認書」や「同意書」の国、空港会社による証拠偽造、小作者本人の同意なく与り知らないところでの農地などの売買という違法、脱法行為など、これが国や公的機関のやることかという驚くべき裁判です。そもそも、成田市農業委員会が、「耕作者を守り、農地を守る」本来の立場に立てば受理すべきでなかったし、裁判など成立しなかったのです。
ここには住民の、国民の人権、生存権すら踏みにじられており、この裁判の存在そのものが憲法違反です。それら一切を多見谷裁判長は無視するのか。司法(裁判所)が行政(国、千葉県、成田市)の言いなりになって判断するのか。
この戦後憲法が裁判所によって踏みにじられ、市東さん一人でなく、日本の農政が崩壊し、農民の暮らしが、命が奪われることを黙って見過ごすのかという裁判です。一人でも多くのみなさんが駆けつけてくださることを訴えます。
三里塚反対同盟は、この重大な局面を迎え、『農地は私たちの命 -負けるわけにはいかない!-』というA4版、14ページ、オールカラーのパンフレットを発行されました(頒価 100円、送料別)。
一人でも多くのみなさんが、手にとって読んでくださることを併せてお願い致します。三里塚闘争47年を振り返り、農民のやむにやまれぬ想いが、そして農地裁判で何が闘われているのか、簡潔に語られています。
【問い合わせ先】 三里塚反対同盟 成田市三里塚115 北原鉱治気付、または三里塚決戦勝利関西実行委員会 兵庫県淡路市岩屋599-11
来週月曜日、2月18日、午前10時、千葉市中央公園へ!
(管理人より) お陰様で当ブログがスタートして今日で丸6年を迎えました。書かれた記事が1200回を超え、アクセスも60万(訪問者数は25万人)を超えました。始めた時には予想もしていなかった今日です。これからも三里塚反対同盟と共に、国の農業破壊の農政に反対し、TPPに反対し、福島、沖縄と共に歩んでいきたいと願っております。ご支援をよろしく。
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