反対同盟の2・21弾劾声明を全面的に支持する
すでに反対同盟ブログ、農家便り、市東さんの会ブログでそれぞれ怒りを込め報告が掲載されていますが、2月20日午前7時、機動隊・公安警察に守られた千葉地裁執行官が市東孝雄さんの天神峰と南台の畑に無断で侵入し「公示書」なる看板を14ヶ所も設置した。今、農地裁判で争われている畑や出荷場、ビニールハウスなどの市東さんの営農にとってなくてはならないものを仮処分として市東さんの占有権を解除するというでたらめ極まりないものだ。この「こそ泥」のごとき千葉地裁、国家権力の所業を満腔の怒りを込めて弾劾する(写真は市東さんの会ブログより転載)。反対同盟は直ちに『弾劾声明』(「13.2.20公示への弾劾声明.pdf」をダウンロード)を発し、私たち全国の人々に「3・7第3誘導路供用開始粉砕現地闘争、3・24全国集会で反撃し、3・27行訴・農地法裁判の最終弁論へ。総決起することを」訴えておられます。
2月4日の農地法裁判での萩原進さんの証言、2月18日の農地法裁判での烈々たる市東孝雄さんの証言に対し、国・空港会社、そして千葉県の代理人たちは一言の反対尋問も行わず、沈黙をした。正々堂々としたお二人の証言に一言の反論もなかったのだろうか。それでは裁判は勝てるのだろうか。
直後のこの20日の所業は、そうではなく、裁判所が、多見谷裁判長が、行われた弁論の中味に関わりなく、法廷で明らかにされた国・空港会社の偽証や脱法行為を委細構わず結審を強行し、仮執行宣言のついた国・空港会社の思惑通りの判決が出されることを、国・空港会社が確信し、一切を無視したということを示している。千葉地裁も、そうした国家意志に唯々諾々と添おうとしていることの現れでしかない。
こんな「人間の尊厳」を踏みにじった国・空港会社・裁判所の所業が許されてはならない。
昨日未明、安倍はオバマ大統領と会談し、日米同盟を掲げ、沖縄の辺野古新基地建設とTPP(環太平洋経済連携協定)参加を約束している。三里塚におけるこの「こそ泥」のごとき、「人間の尊厳」を踏みにじる所業こそ、この安倍の傲慢な、悪辣極まる所業と一体のものであり本質的に同じものである。断じて許されない。
私たちは、反対同盟から発せられた「2・20弾劾声明」を全面的に支持すると共にみなさんに訴えます。みなさん。今こそ、この市東さん、三里塚闘争にかけられた悪辣極まる反動攻撃に対し、全力で、市東さんと共に、三里塚反対同盟と共に、決戦に起とうではありませんか。提起されている3・7、3・24、3・27に、そして3・17三里塚関西集会に、3・10反原発闘争(関西)とともに起とうではありませんか。
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