反対同盟旗開きより 永井満関実代表世話人挨拶
反対同盟のみなさん、また共に闘う労働者、市民のみなさん。明けましておめでとうございます。このような場でご挨拶申し上げ、闘う決意を申し述べるこうした機会を与えていただきまして大変光栄に存じております。
今や闘いは、市東さんの農地強奪を強行する国家権力と40数年の闘いのすべてをかけてこの権力との闘いを果敢に闘う、またともに闘う私たちに総決起を呼びかけておられる反対同盟。この場は、その反対同盟の強い意志、アピールを受け、私たちが昨年、いや今まで闘い抜いてきたその闘いを超え、決意を超える、全力あげた掛け値なしの闘いをしなければならないとそう思っております。
私たち関西の住民が初めて三里塚の地におじゃましたのは、あの第一次の代執行、収用との闘いの時でした。その前の年に北原さんや戸村さんが関西に来ていただいて、関西の、まあ、その頃は淡路島でありましたが、空港反対闘争を自ら指揮していただき、そして反対同盟農民の方に一坪運動のやり方などもご指導いただいて、その一坪用地が今も残ってるんですけれども、すぐにそういうことができた。これは本当に反対同盟のおかげです。
私たちは、その反対同盟のご縁といいますか、そういうことをしてくださって、我々を勝利に導いてくださったそのご恩に、その万分の一にも報いなければならないというのが実は私たちの気持ちです。
まことに力において乏しいかもしれませんけれども、気持ちにおいてほんとに反対同盟と一体となって闘うという気持ちはみなさんと変わりません。
今、市東さんの農地をめぐる闘い、市東さんのその不退転の決意、お聴きする毎に、お会いする毎に頭がさがりますが、ただその市東さんの闘いを褒め称えているだけでは何もなりません。その市東さんの決意に応えて、私たちが今までの闘いを超えて支援の闘いをやらなければならないと、今年の初めから私は思うようになりました。
関西の住民も、反対同盟との40数年の連帯、共闘、またご指導いただいたそのことを踏まえて、今年こそ私たちにとっても決戦である。様々な原発をはじめとしたいろいろな闘いに仲間もどんどん決起しておるんですけれども、しかし、私たちの闘いの土台は三里塚です。
関西の住民。今年、ほんとに一体となって市東さんの農地を守る闘いにみなさんとともに総決起することをお誓いしまして年頭の挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました。
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