12・10農地裁判の傍聴を
12月10日(月)、農地裁判が開かれます。ただ、事情で萩原進さんの証言が延期され、2月4日(月)に、2月4日に予定されていた市東孝夫さんの証言は2月18日(月)にそれぞれ延期されました。いずれも千葉地裁601号法廷で、午後1時半に開廷します。傍聴券配布の関係で、開廷の30分前には千葉地裁1階ロビーにお集まりください。
今日、福井地裁で6月30日~7月2日の36時間にわたって闘いとられた「大飯の乱」に消耗した福井県警、検察、裁判所によって行われた報復的なデッチ上げ弾圧裁判の第1回公判が開かれました。傷害罪などをデッチ上げられ今も接見禁止という弾圧を受けている川崎さんが元気に出廷し、「大飯の乱」の闘いへの報復弾圧としてかけられた攻撃を弾劾する意見陳述を堂々と行いました。うろたえた裁判長は、川崎さんの陳述を警察官の力でねじ伏せ中断させるという暴挙をはたらきました。その上で、傍聴席に対して退廷命令を乱発したのです。驚いたことに、裁判長の退廷命令がでるや制服警官が傍聴席に乱入し、傍聴席から暴力的に連れ出したのです。先日、大阪地裁での裁判所・警察が一体となった不様な事態を報告しましたが、裁判所の廷吏は見ているだけで、警察官が乱入してくるなど、多くの裁判を傍聴してきましたが、初めてのことです。
傍聴席からは「恥ずかしくないのか」と裁判長への弾劾の声がとびました。警察の指示のもとに予断に満ちた訴訟指揮を強行する福井地裁を断じて許せません。
次回以降の証拠調べ、証人尋問などの日程が、1月10日、1月22日、1月24日、1月28日、1月29日、2月4日と拙速裁判を図ろうとする裁判長によって提示されました。これも許されません。
司法が司法としての役割を果たさず、警察、検察の手先となりまともな審理を行おうとしない現実に対し、福井という遠い、しかも雪の季節に大変ですが、川崎さんの闘いを傍聴席から支え、共に裁判所を弾劾して闘い抜きましょう。
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