11・11関電本店1万人大包囲の呼びかけ
「原発いらん! 被曝させるな!」と11月11日、関西電力本店を1万人で包囲しようと呼びかけが発せられています。その賛同と参加の呼び掛け文をそのまま掲載いたします。(呼び掛けのチラシは、「11.11呼びかけ文.pdf」をダウンロード)
原発いらん! 被曝させるな! 11・11関電本店1万人大包囲
ご賛同とご参加を呼びかけます
東電福島第一原発の事故から1 年半が経ちました。しかし事故はまったく収束しておらず、4 号機の使用済み核燃料プールの倒壊の可能性など、さらなる大惨事の火種を抱えたままです。食品汚染は「食べて応援」、放射能汚染された震災がれきは「燃やして応援」、被災地を人質に放射能バラマキ政策を強引に推進しています。自主避難者たちは「ただの引越し」扱いでロクな補償も受けられず、汚染地域に残った人びとは厳しい汚染の中に支援もなく置き去りにされ、さらには政府の煽動によって対立さえさせられています。除染や事故収束の過酷な被曝労働を担う労働者たちへの酷い待遇は、改善されるどころかどんどん悪化しています。そんな中、「電力不足」の嘘を吹聴し「計画停電」と恫喝しながら、7 月には大飯原発が再稼働しました。「原子力規制委員会の人事問題」では、これまで同様に原子カムラの人間がおさまりました。原発事故の惨禍を反省するどころか、むしろそれをチャンスと考えているかのように、原発推進、汚染拡散、被曝強要を強力に押し進めています。断じて、こんなことを許しておくわけにはいきません。
こうした中、11 月11 日に東京で、再度脱原発を訴える100 万人行動が呼びかけられました。私たち関西でも、この行動に呼応し、連帯した大きな行動を起こしたいと思います。原発の再稼働反対をはじめとする「脱原発」、汚染の拡散や被曝の強要に反対する「脱被曝」を掲げた闘いを仕掛けていかねばなりません。そのために表記の「関西1 万人行動」を提唱します。
いま、関西には二つの焦点があります。第一に、原発を再稼働させた唯一の電力会社であり、原子力推進勢力の中心である関西電力があります。大飯原発の即時稼働停止を要求し、この関西電力を徹底的に叩かなければなりません。第二に、原発反対のフリをしながら土壇場で再稼働を容認した大阪市長・橋下徹です。橋下は、再稼働を容認したのみならず、大阪市での震災がれき受入れを主導することで、汚染拡散・被曝強要政策の先陣を切っています。その受入れに向けた試験焼却が、この11 月に予定されています。断固として、この暴挙を粉砕せねばなりません。
関西に住む私たちは、まず、関西の闘いをしっかり闘いたいと思います。脱原発・脱被曝社会を目指して、ともに立ち上がりま
しょう。
2012 年10 月
呼びかけ 11.11 関西行動実行委員会
(呼びかけ人代表 小林圭二・京大原子炉実験所元講師)
行動提起
【名称】原発いらん!被爆させるな!11・11関電本店1万人大包囲
【日時】2012年11月11日(日)
◆午後2時から 集合・集会 西梅田公園(右図参照 大阪市北区梅田2丁目)
◆午後3時から4時半 関電本店大包囲行動(関電本店前とその周辺)
集会主催者(実行委員会)では、この行動への個人・団体の賛同を求めております。賛同していただける方は、主催者ブログhttp://1111kanden.blog.fc2.com/に移動し、賛同の手続きを、公表の可・不可をかならず記入の上、行なってください。
みんなの力で、11・11行動を成功させましょう。
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