団結街道裁判(9月18日)の傍聴を
成田市による団結街道の廃道化処分が不当であるとして処分取り消しと、空港会社による封鎖を解除せよと求めている「団結街道裁判」が、9月18日(火)午前10時半より、千葉地裁601号法廷で開かれます。傍聴券配布の関係で、開廷30分前には千葉地裁1階ロビーにお集まりください。
団結街道は、明治以来天神峰、東峰、堀ノ内、十余三など周辺住民が生活道路として使われてきた道路です。右写真は古いものですが、左下の木立(市東さんの家と畑)から写真中央上部に真っ直ぐ延びているのが団結街道です。それを住民や利用者に何の断りもなく、空港会社の要望だけで成田市が廃道化したことは明らかに違法な処分です。今、法廷では、成田市や他の自治体でこうした例が以前にあるのか、成田市の処分の根拠を問い質していますが、それへの回答の文書が出されてくるかどうかが今回の法廷の中心です。
裁判長は、先日の農地裁判で空港会社に露骨な助け舟をだし、農地強奪の国策裁判を悪質な予断を持って進めているいる多見谷です。重大な局面を迎えている農地裁判と一体で、この裁判において多見谷裁判長と空港会社を追い詰めていくことは重要な闘いです。是非、傍聴に駆けつけてください。
左写真は変わり果てた団結街道周辺の様子です(7月8日撮影)。途中で団結街道を遮断し、左に大きく曲げてフェンスが作られています。最初は現場ではわからなかったのですが、右上の写真をご覧ください。中央部を白いコンクリートが、市東さんの畑に分断されてあります。これが滑走路に平行に作るとされた誘導路で、現在使われていません。ここで「へ」の字誘導路になっているわけです。
この団結街道を横切り、左に曲がったフェンスは、天神峰現闘本部を不当に解体・撤去した上で、市東さんの畑の際までこの白いコンクリートを延長し、市東さんの畑が裁判で取り上げられれば、直ちに「へ」の字を解消しようとする目論見で工事が準備されていることを示しています。一部はすでに始まっているのかも知れません。市東さんの御宅の前の畑の東側にある暫定滑走路前の監視台から見えるはずです。本当に怒りなしにはおれません。
9・16「この国の農業よ三里塚」の集いとなんばまでのデモを成功させ、10・7三里塚全国総決起集会へ新たな怒りのうねりを生み出そう。連続して10・15農地裁判(裁判官忌避の推移によりますが)に決起しよう!
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