「福島支援弾圧」裁判始まる

今日、大阪地裁で古河潤一(戸籍名・唐住日出男)さんの福島への支援活動に対する悪辣な弾圧としてかけられた逮捕・起訴攻撃の、「福島支援弾圧」裁判の第1回公判が開かれました。
裁判に先駆け、裁判所近くの淀屋橋で、不当な裁判が開始された事を訴えるビラまき宣伝活動が10人あまりの参加で行われました。下地さんの軽快な反原発ソングの流れる中、大飯原発の再稼働の動きへの怒りの宣伝も合わせて行われ、用意されていた450枚のビラが1時間足らずでなくなりました。
裁判は、傍聴席を満席にして闘い抜かれ、古河さんは、人定質問、罪状認否などを黙秘し、検察による起訴状朗読、弁護団の証拠の同意・不同意などが行われました。傍聴席には、趙博さんや関西実行委員会の山本世話人、古河さんの妹さんの唐住さんなどの顔も。
法廷後、裁判所前で簡単な報告会が行われ、次回以降の公判への傍聴を同じように闘い抜こうと確認して別れました。
次回以降の公判は、
6月29日(金)午後1:30~4:30 大阪地裁1004号法廷
7月13日(金)午後1:30~4:30 大阪地裁1004号法廷
8月 3日(金)午後1:30~3:00 大阪地裁1004号法廷
ぜひ、お集まりください。

裁判所から歩いて10分ほどのところに、関西電力本店があります。山本先生をはじめ私たちは、大飯原発再稼働の動きに抗議してハンストが昨日から開始された関電本店前に行きました。今年初めての猛暑の中、若い人や幼い子どもさんを連れたお母さんなどが集まって、思い思いに再稼働反対の意思表示やビラまきなどが行われています。
午後3時から、恒例のヒューマンチェーンです。集まったひとりひとりが、思い思いにマイクを取り、
関西電力に訴えたり、怒りの声をぶつけたり、再稼働反対の想いをぶつけます。お母さんに連れられて来た幼い彼女に、山本先生(右端)は目を細められます。彼女はマイクを持つと「ふる里」など数曲をアカペラで歌える関電包囲行動のマスコット的存在です。
マイクが回ってきた山本先生は、彼女に触れながら自らのひ孫を思い起こされ「この幼い子どもたちがすくすくと育つために大飯の再稼働を許さないことはもちろん、
原発をやめなければならない」と厳しく関西電力を糾されました。
お元気な山本先生は、若い人たちと一緒にいることが嬉しいようで、去り難くしておられたのですが、厳しい暑さの中ですので、ヒューマンチェーンが終わったところで現場を離れていただきました。
山本先生のほんとにお元気な、生き生きとした訴えに改めて励まされました。来ておられた年配の男性が帰ろうとする先生に「今日のアピールはよかったよ」とわざわざ言葉をかけに来てくださいました。
こんな「国策」のゴリ押しを許せるか。帰ろうとする私たちのところへ、アメリカでMV22オスプレイが墜落したと沖縄からメールが。沖縄配備もとんでもない。こんな「国策」のゴリ押しも許せるか。
暑い中、さすがに疲れましたが、明日は、風雲急を告げる大飯のテントに行き泊まってきます。みなさんも、首相官邸へ、福井へ、大飯現地へ、行こうではありませんか。6・17福井現地闘争へ!
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