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2012年6月30日 (土)

大飯現地から

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東京20万人、関西電力2200を引き継いで今日、大飯に地元住民はじめ700人が結集して集会とデモがうちぬかれました。最後、原子力防災センターで申し入れをしようとしたら、国道を隔てた雨の中路上で受け取ろうというふざけた態度に怒った皆さんが国道をわたり防災センター入り口に迫った。写真はその場面です。結局、代表5人が入り申し入れを行いました。そこへ、大飯原発の手前にあるPR館前で座り込んで再稼働に反対している若い人々に警察が襲いかかっているという連絡が入り、今、その現場にいます。ツイッターなどで集まった若者を中心に100人を越える人々が集まりドイツのテレビ局もきて押し返しています。それも堂々と論争をしかけ話しあおうと。

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2012年6月29日 (金)

「福島支援弾圧」裁判第2回公判を傍聴して

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 今日、6月29日、大阪地裁で古河潤一(戸籍名・唐住日出男)さんの福島支援活動やヘルパーとしてALSなどの重度の「障害者」支援活動を妨害し封じようとした「福島支援弾圧」裁判の第2回公判が、傍聴席を一杯にして闘い抜かれました。(上写真は、裁判後の報告会)

 今日は、検察側証人でスチールパン演奏を30年手がけてきているプロの演奏家山村さんの証人尋問でした。山村さんは、問題とされる車両の車庫証明の名義人となった方です。検察側から見れば、今回の「犯罪」の共犯者という見方だからでしょうか、太田弁護士いわく、「まるで被告人扱いのような尋問だった」のです。これが検察側が唯一出せた証人で、実は検察側が証人として用意していたはずの古河さんの大家さんがこの日の前日、検察側から「やめます」と太田弁護士に連絡が入ったのです。最初から検察側はボロボロでした。
 検察の取り調べの時に、山村さんは公安の車の出迎えで検察に行き、取り調べが終わるまで待っていた公安が自宅まで送ったということが法廷で暴露されました。公安の理由は「古河の背後の中核派が何をするかわからないから」というのです。何ということでしょうか。
 山村さんは、古河さんとの出会いから、古河さんが宝塚でやっている農業でのイベントで演奏されたことや、古河さんの人柄が「歳に似合わず前向きで、元気だ」と、古河さんを貶めようとする検察の意図を覆す証言をされました。そして、古河さんの福島支援活動への共感を隠すことなく明らかにした上で、太田弁護士の「これから古河さんから福島で演奏して欲しいと頼まれたらどうしますか」という問いに、「行きます」と明確に応え、古河さんの行動を支持されたのです。

 12629_2古河さんへの弾圧が19箇所もの家宅捜査が示すように、極めて悪質な政治的弾圧であることは明らかであり、私たちは断じて許せません。しかも、家宅捜査された箇所から見て、それは三里塚と福島が結びつくことへの恐怖であったことは明らかです。本当に許せません(右写真は報告会での太田弁護士(左)、位田弁護士(右)、古河さん(中央))。
 みなさん。この裁判に注目してください。そして傍聴闘争が決定的に重要です。何が問題なのかわからない裁判官に、傍聴の圧力で、事態を理解させることが、今の福島原発事故情勢、野田政権の反動政治が吹き荒れる中で圧倒的に重要です。
 すでに次回公判、次次回公判の日程が以下のように決まっています。是非、傍聴においでください。

【次回公判】 7月13日(金)午後1時半~ 大阪地裁1004号法廷

【次々回公判】 8月3日(金)午後1時半~ 大阪地裁1004号法廷

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2012年6月28日 (木)

関電株主総会に終日抗議

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 昨日、6月27日、大阪梅田の茶屋町にある梅田芸術劇場で開かれた関西電力の株主総会に500人を超える人々が、大飯原発3、4号機の再稼働反対、全ての原発を廃炉にしろと抗議に集まりました(上写真は、正面入口付近)。

 126278am朝、8時前に続々と芸術劇場の阪急側入口にみなさんが集まってきます。すでに思い思いののぼりや横断幕、風船、プラカードなどが林立し、マイクを使っての訴えが始まっています(右写真)。
 私たちは正面入口のある広場に移動。9時頃から株主のみなさんが誘導されて入ってこられるのに、口々に訴えます(左写真)。マイクを使っての訴えに黒い背広を着た関西電力の社員が、10数人が取り囲み、「周辺の住民に迷惑だから音量を落とせ」と迫る。12627それに対し、マイクを持っていた彼女が「私たちや子どもたちの命がかかっているのだ。音量を下げろというなら、再稼働を止めろ。下げることなど出来るか」と怒りの訴えを。その訴えに応えて、トラメガが1本から4本に。茶屋町の全方向に、訴えが響きわたります。株主総会がはじまった10時過ぎまで訴えが続きました。
 そこへ遅れてグループ「はちようび」の皆さんが到着し、器材を準備して演奏をはじめました(右下写真)。すごい音量と迫力で原発反対、12627_2再稼働するなを歌と踊りで訴えます。抗議の渦が一気に盛り上がりました。慌てた関西電力は「周辺の方々への迷惑となりますのでお静かにお願いします」と大書したプラカードを掲げ、効果がないと見るや、控えていた大阪府警に排除を要請したのです。大阪府警が「はちようび」のみなさんに襲いかかろうとするのをみんなが人垣で守り、「はちようび」のみなさんは演奏を続けます(左写真)。12627_3結局何も出来なかった大阪府警は、下がり、団子になって何やら密談をしています(右下写真)が、徐々に増えてくる私たちの勢いに押されて何もできません。1262711am_4「はちようび」のみなさんの演奏が終わると直ちにマイクを持っての抗議の訴えが続きます。懲りずに脅してくる関西電力の社員や大阪府警に対し、私たちは会場正面前に座り込んで抗議を続けます(左写真)。12627_4会場の中にいる再稼働反対の株主からツイッターやメールで、中の様子が伝わってきます。やじが飛び交い、関西電力の議事進行や説明に抗議が次々と行われている様子が伝わります。その内に出てきた株主から関西電力への怒りと「面白い」との感想も。そうとう荒れているようですね。
 お昼休みで出てきた株主に呼びかけが行なわれます。マイクをもっての抗議と訴えが、絶えることなく次々と続きます。そのうちに「在特会」の連中が日の丸の旗を掲げて、私たちの行動に襲いかかろうと集まっている(といっても10人ほど)のが遠くに見えますが、これ以上騒ぎが大きくなったらたまらないと、何と大阪府警が全力で彼らを封じ込めています。この時点で、会場裏手には大型の機動隊のバスが4台、待機していることがわかりました。これみよがしに、指揮官車が私たちのところに横付けされています。
 12627_5しかし、私たちは委細構わず抗議を続けます。午後3時半になり、株主総会が終わったようで、帰る株主のみなさんに声をかけて訴えます。株主総会に出ておられた方からの報告で、会場を沢山の社員株主が占め、その中でも、怒りの声が、抗議が、提案が次々と行われた様子がわかりました。

 終わって、その場から若い人たちを中心に、関西電力に抗議をしようと本店に行く人たち。この日、「震災ガレキ」受け入れの大阪市による住民説明会が此花区で行われると抗議行動に出かける人たち。その迫力と元気さに脱帽でした。しかし、みなさんは、やりきったという達成感で、にこにこと笑を浮かべ元気です。「面白かった」とニコニコする御婦人も。原発廃炉への一つの大きな前進が勝ち取れたと誰もが感じているようでした。

 関西電力が7月1日夕刻に大飯原発3号機の再稼働に向けた起動をすると発表しています。これに対して「STOP☆大飯原発再稼働現地アクション」の呼びかけで、以下の要領でのおおい現地での集会が呼びかけられています。そして翌1日朝からの現地行動が。みなさん、日があまりありませんが、大飯現地に駆けつけよう。

STOP原発再稼働!6・30おおい集会
【日時】6月30日(土)13時~15時(集会後、デモ)
【会場】あみーシャン大飯ふれあいホール
    (福井県おおい町成和2-1-1 JR若狭本郷下車)
【主催】STOP☆大飯原発再稼働現地アクション

STOP☆大飯原発再稼働!7・1現地アクション
【日時】7月1日(日)午前7時集合、午前7時30分デモ出発
【会場】漁村公園
【主催】7・1現地アクション実行委員会

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2012年6月26日 (火)

6・25市東さんの農地裁判を傍聴して

 昨日、6月25日、千葉地裁で市東さんの農地をめぐる行政訴訟・農地法裁判の2回目の証人尋問が傍聴席に入りきれない人々が結集して開かれました。証人の山崎真一元成田市農業委員会事務局長は、芝山出身の農民です。空港会社が農地の売買を偽って申請したことなどどこ吹く風と開き直ります。そして空港敷地の外に農地の一部がかかっていることなどにも、「空港用地転用であれば一体のものとして何も考えなかった」と成田市農業委員会が、空港建設に何の疑問も抱かず、優良農地を守るべき自らの使命を顧みなかったことを指摘されても平然と無視。農地「41-9」の間違いについて問題にしないまま千葉県農業会議に進達したことへの指摘も開き直って無視する始末です。正に空港建設のための、国策ありきの農業委員会であることを恥じることなく居直りました。
 この日の法廷で、沖縄での集会で決意を述べておられたように、市東孝雄さんは、自ら証人の前に立ち「なぜ、現地調査の折に近くにいた自分に聴こうともしなかったのだ」などと証人に詰め寄られた。凄い決起と迫力でした。
 3時間に及ぶ証人尋問を終えて、突然、多見谷裁判長は、国交省元課長の石指証人(神戸の現第5管区海上保安庁部長)を神戸の裁判所に呼んでテレビ会議(ビデオリンク)で証人尋問を行うと空港会社の要望を全面に受け入れた訴訟方針を明らかにした。
 弁護団は直ちに怒りの抗議を行い、その件も含めた訴訟の進行協議を行うよう求めた。傍聴席からも萩原事務局次長をはじめ怒りの弾劾が行われた。多見谷裁判長は閉廷を宣言し、犯罪的な訴訟指揮を維持しようとするが、弁護団と私たち傍聴席は、誰も立つことなく、怒りの抗議を続けた。30分近い攻防の末、ついに多見谷裁判長は、進行協議の日程を入れざるを得なかった。
 5月28日の戸井証人に引き続いて開き直るだけのこの日の山崎証人、そして空港会社べったりの訴訟指揮で早期結審策動を強める多見谷裁判長。市東さんの農地をめぐる農地裁判が重大な局面を迎えていることが明らかとなっています。次回、9月10日(月)の渡辺証人(千葉県農業会議)、10月15日(月)の石指証人(国交省)を追い詰めるために、傍聴席を満席にすることは勿論、千葉地裁を包囲し、年度内結審・判決の目論見を粉砕し、鎌倉証人の実現などを勝ち取って闘い抜こう。

 12625法廷後開かれた報告会で、冒頭、市東孝雄さんからの挨拶です。
 市東さんは「2回の証人尋問で、あれがやり方だとつくづく思い知らされました。まるきり舐めきっている。これからもどんどん声を出してやっていきたい。石指証人についても、話しの流れの中で『ついでにいれちゃう』というあの裁判長のやり方はなんだ。許せません」と怒りも露に語られました。
 葉山弁護士は「ご覧の通りの状況で、とんでもない裁判長だということがますます明白になった。山崎証人の態度もデタラメ極まりない。初めっから『耕作地は間違っている』と言ってきた。12625_2しかし、写真や登記簿謄本など一顧だにしない。空港会社が申請したそれだけを審理すればいいんだと、とんでもないことです。当時平山会長に会った時の名刺の左上に成田空港の写真があり、成田空港のための農業委員会であることを自認している。デタラメな証言をして、てんとして恥じない。言わんとするところはすべて、空港会社・空港公団の主張を鵜呑みにして(結論を)出したことが暴露された。さらに多見谷裁判長が、公務多忙を理由に石指証人のビデオリンクをどさくさにまぎれて強行しようとしたことは絶対に許せない。徹底的に追求する。実力闘争の現地と一体となって闘う。市東さんが堂々と尋問したことも大きな勝利だ」と語られた。
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 一瀬弁護士は、「弁護団も総力でぶつかって山崎証人の本質を暴き出した。ただ、証人調べ全体の主導権を我々がもつ必要がある。そのひとつのメルクマールとして石指証人をテレビ会議で証言させるなど絶対に許せない。我々と裁判長との攻防が、ここに先鋭化した。今日の山崎証人は、成田空港会社が何かやろうとするならフリーパスだ、成田空港だからとこの一語に尽きる。今日だした鎌倉証人をなんとしても勝ち取ることが、空港会社、国の主張に対して必要だ」と語られた。
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 遠藤弁護士は、「空港用地だからフリーパスだという証言が出たが、いろいろ考えてきたことが必要ないような証言だ。前回の戸井といい、裁判闘争的には我々は勝ち抜いている。裁判所はこのことに危機感をもっていて、早々と先の道筋をだして、鎌倉証人など何もやる気がない、結審・判決に向かってひた走っている状況だ。一層、法廷闘争を強化しなければならない。石指証人のビデオリンクは、『遠隔地だから』ということだけが理由で、簡単な事件で数分の証言のために高齢者などが来るまでもないなどの時に使われる条文が根拠で、国家的な重要な立場にある証人に適用できるものではない。まったくナンセンスで、絶対に許すことができない」と語られました。
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 浅野弁護士は、「成田空港建設が、司法・成田市・空港会社一体の攻撃だと改めて痛感した。石指証人をああいう風に扱うということは、事実を明らかにするという裁判所の自らの職責を自ら放棄することだ。いろんな方法で、裁判所、千葉県、空港会社を追い詰め、石指を引っ張り出して弾劾して行きたい」と語られました。
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 大口弁護士は、「今日の証人の証言は決定的だった。行政訴訟の立証責任は行政側が負っている。政策的合理性があることをあちら側が立証しなければならない。しかし、『空港用地ですから』『フリーパスです』とあそこまであけすけに言うのか。しかも合理性については何も言えない。実情がリアルに出たということは評価していいだろう。そして裁判長が本性を最後に露わにした。絶対に許せない」と語られました。
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 ここで元農業委員の小川さんが立って、「証言を聞いていて、成田市の農業委員会など直ちに解散したほうがいいと感じた。農業委員会だと申請と謄本などを精査し、番地、面積などを間違っていないかどうかを調べるものだ。小委員会では書類を出したが、総会では出していないと言っていたが、それでは総会にならない。ああいうことがまかり通るのなら『農民のいのちを守る』(のが仕事)などと言っていたが、とんでもない話しだ。公団のための用地部みたいなものだ」と驚きを隠せないという感じで語られました。
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 北原事務局長から挨拶です。北原さんは、「久しぶりに弁護団の突っ込みがよかった」と。そして「農業委員会、山崎証人のような農民がいることを踏まえると、TPPで農業を解体しようとしていると思わざるをえない」とされた。そしてこの29日に中華人民共和国から「47年間の闘いの真意を聞きたい」と国営放送が来ることを明らかにされた。最後に、7・8緊急現地集会への結集を呼びかけられた。
 最後に萩原事務局次長の方からまとめの挨拶です。萩原さんは、「今日、成田空港建設の仕方そのものが大きく反映するような状況がでてきた。成田市議会においても、『百害あって一利なし』と反対しながら、金をもらって変わっていった。そして農業委員会の中を入れ替えて農業なんかぶっつぶすというような形でどんどん色んなことが進んでいる。そういう中で、彼が今日言ったのは本音だと思う。12625_9農地法を守るべき機関がぶっ潰しにかかっている。国や資本家からみたら、『あんな面倒な手続きをするな。一刻も早く国のものに、資本家のものにしろ』ということだ。その典型が、こんど被災地で行われようとしているんだ。こういうことを我々はしっかりと見て、FTAの問題、原発の問題を考えてみれば、大きく目を開いていくことができるんじゃないか。戸井にしても山崎にしても芝山の人間だ。地元にいて使われている。これから宣伝戦で、ああいう連中に我々の方から理路整然とした宣伝を芝山の中でも展開していこう。それから現地での力関係を変える意味でも、現地での闘いを早急にやらなければならない。そのことが裁判を我々の方に引き寄せることになる。7・8(現地闘争)に力を注いで欲しい。やれば勝てる状況にあるんだ」と訴えられました。

 7・8現地闘争。7月17日、第3誘導路許可処分取消裁判口頭弁論(午前10時半から、千葉地裁)。7月23日、耕作権裁判(午前10時半から、千葉地裁)。そして、9月10日(月)午後1時半から、市東さんの農地の行政訴訟・農地法裁判証人尋問。これらでうねりを作り出し、10月7日、全国総決起集会へ。

 関西からT先生と2人。みなさんとの挨拶もそこそこに、帰途につきました。なんとか新幹線に飛び乗り、最終バスに間に合い、11時過ぎに帰宅できました。

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2012年6月24日 (日)

6・22三里塚沖縄集会に70名

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 6月22日、沖縄・那覇の船員会館で昨年に引き続いて「市東さんの農地を守る沖縄の会」と三里塚反対同盟共催で、「6・22三里塚沖縄集会」が70名の参加を得て、開催されました。

 集会は宮城さんの三線で始められ、続いて、この1月7日に亡くなられた鈴木謙太郎さんを偲んで黙祷をした後、昨年のこの集会で挨拶された謙太郎さんの映像と、今年の3・25三里塚全国総決起集会での加代子さんの挨拶の映像が流されました。

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 主催者を代表して知花昌一さんが、三里塚47年、沖縄67年、復帰40年の闘いを超える民衆の闘いはないのではないかとされた。その上で、2010年5月28日日米合意を第4の琉球処分とし、第3の処分以降、沖縄の闘いが多くの勝利を積み重ねながら力をつけてきたとし、譲ることのできない闘いとしてある。そして民衆の徹底した闘いとして三里塚があり、負けずに今ある。この闘いを沖縄でもできるんじゃないか。第4の琉球処分のその時に、三里塚と沖縄の連帯が勝ち取られていることの意義を明らかにされた。
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 市東孝雄さんと萩原富夫さんが登壇。「基地も原発も政府のことばはすべて嘘です」と始められた市東さんは、三里塚の裁判の現状、とりわけ現在進んでいる農地裁判での証人のデタラメさを弾劾し、「これからは私もどんどん法廷で意見を言っていきたい」と決意を語られた。そして国、空港会社、裁判所一体となった裁判長の早期結審策動を「腹の立つことばかりだ」と批判し、空港会社の証拠偽造などを明らかにされた。さらに第3誘導路などの工事攻撃の現状を明らかにし、裁判と共に来春重大な局面を迎えることを訴えられた。そして7・8現地闘争と裁判を千葉市内で訴えを広げて、広範な陣形を築いていきたい。12622_4その中から、沖縄・福島との連帯をさらに強め、TPPに反対していきたいと。
 萩原富夫さんは、集会前にオスプレイ配備反対で普天間基地の前で座り込みをしている現場を訪れ交流し、励まされたことを明らかにされた上で、裁判で農地を取り上げるという国の攻撃の悪辣さを批判し、沖縄との交流の大切さを感謝の想いを交えながら訴えられました。
 連帯の挨拶が、三里塚関西実行委員会の永井満代表世話人、市東さんの会から柏市議の内田ひろきさん、福島からの果樹農家・大内孝さんからのメッセージの代読、12622_5そしていわき市の小野賢二さんの緊急報告が行われました。
 永井さんは、淡路での空港反対の闘いにはじまる三里塚の闘いとのつながり、そして岩山大鉄塔をめぐる経緯の中での関西実行委員会結成(1977年)の経過を明らかにされた上で、自らの「日の丸裁判」などの関わりから始まる沖縄とのつながり、一昨年の県民集会での感動などを語られました。そしてこの間の沖縄の怒りと闘いへの共感を明らかにした上で、「人民が力を合わせ、一体となって闘えば必ず勝てる」と想いを述べられました。
 続いて、沖縄からの闘いの報告。高江でのオスプレイ・ヘリパット建設阻止を第1ゲートで座り込みを続けながら闘っておられる佐久間さん、12622_6辺野古新基地建設阻止行動の先頭で闘っておられる安次富さん、オスプレイの普天間配備に反対し座り込みを続けておられる高橋さんです。
 高橋さんは先日の普天間で闘いとられた6・17市民集会5200名の報告をされた。その上で、オスプレイの危険が沖縄だけでなく日本全土、そしてアジア全域に及ぶということ。さらに兵士を消耗品のように考える米軍の現状を明らかにされた。そして3千名を超える裁判闘争が準備されていることと、オスプレイ阻止行動を妨害するために米軍が座り込みのために設置されていたトイレを台風の中で盗んでいった犯罪を明らかんされ、12622_7それとの闘いという形で座り込みが継続され、今日も激しく戦っている中で反対同盟との交流が十分にできなかったと報告された。
 最後に、「市東さんの農地を守る沖縄の会」の共同代表である安次富浩さんが再登場され、東アジアの平和を民衆のつながりで作り上げていきたい。そして来年もこの集会を開けるように、沖縄の中で闘いをもっともっと強固に作り上げていこうと呼びかけられた。オスプレイ配備を断念させ、中止させ、年末の辺野古のアセスをぶっとばそうと呼びかけ、これからも三里塚と沖縄、闘いの現場で繋がっていきましょうとまとめられ、集会を終えました。
 集会のあと、場所を変え熱い交流が続きました。集会が30分延長され、交流会は予定を1時間も超えて遅くまで続けられました。これぞ、「沖縄時間」ですね。

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 翌日は6月23日、沖縄戦集結の慰霊の日。私たちは、野田首相の訪沖、慰霊式典出席に抗議する摩文仁平和祈念公園での闘いに参加しました。右写真の右から3人目が山本先生。弾圧する警察権力に猛然と突っ込んで行かれる92歳の先生を、慌てて少し後ろに下がっていただきました。この頃、反対同盟と市東さんの会のみなさんは、知花昌一さんの案内でちびチリガマなど読谷をまわられていました。

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 そして私たちや反対同盟は、魂魄の塔がある場所で、「第29回国際反戦沖縄集会」に参加。約400人の人々が日がてり始めた猛暑の中、反戦への想いを込めて集まられました。与那国への自衛隊配備の問題や、首里の第32軍説明板の文言削除問題、靖国合祀ガッティンナラン沖縄訴訟(左写真。左が「市東さんの農地を守る沖縄の会」共同代表の金城実さん)、高江ヘリパット建設阻止の闘い、泡瀬干潟を守る連絡会の闘い、「命の雫」裁判の闘いなどが次々と報告されました。
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 沖縄戦の歴史を語り継ごうとする沖縄のみなさんの想いが溢れているのを何よりも強く印象させられました。
 この集会の恒例となっている大城しんやさんの歌でしめられ、集会を終えました。

 反対同盟や、沖縄のみなさんにご挨拶し、一路、那覇空港へと急ぎました。那覇空港で、永井さん、山本さんなど同行した6人で満たされた想いと新たな決意を抱きながら、乾杯。山本先生がほんとにお元気に楽しそうにしておられたのに感銘。
 関西の他の人々は、それぞれに沖縄に残られ、見学や座り込みなどに行かれました。

 
 

 

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2012年6月22日 (金)

市東さんの農地の強奪を謀る6・25農地裁判へ

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 市東さんの農地をめぐる行政訴訟・農地法裁判が6月25日(月)午後1時半から、千葉地裁601号法廷で開かれます。前回の5月28日に続いて重要な証人尋問です。今回は、空港会社NAAが耕作権解除申請を行なった最初の窓口であった成田市農業委員会で当時(2006年)も同委員会事務局長として、他の委員から出されていた疑義や指摘を無視・抹殺して、申請受理を行なった山崎真一が証人です。
 山崎証人は前回の戸井空港会社用地部長同様に、「知らぬ」「忘れた」と開き直ろうとするでしょう。そうしたことを許さないためにも、圧倒的な傍聴席の怒りと監視が必要です。6月25日、千葉地裁へ。

 沖縄の米軍普天間問題の辺野古回帰に示されるように、民主党政権は超一級の国策である航空政策で、アメリカ追随の政策転換を行いました。それまで国交省自らが持つ権益を守るべく自由化のポーズをとりながら保護主義的な政策を守り続けていたものを、日米オープンスカイ協定(2010年10月発効)をモデルケースとして、それまで自由化を拒んできた成田空港の完全自由化、羽田の国際化へと大きく梶を切りました。
 2013年の27万回実現を条件としながら、アメリカ、シンガポール、香港、マカオ、韓国、マレーシア、ベトナム、オーストラリア、台湾、イギリス、ニュージーランドなどすでに14ヶ国以上と成田空港の「オープンスカイ協定」を結んでいます。2013年の27万回実現とは、第3誘導路の完成を前提とします。そして2014年での30万回実現は、言わずとしれた市東さんの農地を強奪して「へ」の字問題を解消することを前提としています。

 今年の5月10日の政府の国家戦略会議で、菅政権が作った「新成長戦略」の9割の373項目が「成果なし」であったと報告すると報道されました(5月10日付け朝日新聞)。その中で「成果があったのは、航空会社が政府を通さずに直接路線などを決められる『オープンスカイの推進』や『求職者支援制度の創設』などの項目だった」(朝日記事)というのです。
 また、昨年7月末に政府の諮問機関「空港運営のあり方に関する検討会」が出した「空港経営改革の実現に向けて」という報告書の中で、首都圏空港の整備が進んだ(つまり2014年成田空港の30万回実現)ことを前提に、全国の28ある国営空港の民営化をこの20年で実現することが提案されています。正に、民主党政権が小泉・竹中の新自由主義政策に回帰しているとしか見ることができない「報告」と提言です。

 こうした動きは、この10数年の間に、中国・アジアの経済発展を背景にしてアジアの航空事情が大きく変化し、2012日本の位置が大きく後退したことにその根拠があります。右図(『激安エアラインの時代』2012年3月刊、杉浦一機著より引用)は日本航空機開発協会の調査を引用したものですが、2030年にはアジア・太平洋の航空旅客が世界1位になるというものです。もちろん「獲らぬ狸の皮算用」ではないのかという面はありますが、政府の新成長戦略(あるいはアジアゲートウェイ構想)で、「ヒト、モノ、カネ、情報」の流れを取り戻そうと絶叫し、その基軸的問題として成田空港の完成(30万回化)と羽田・成田の一体運用を声高に叫んだ根拠がこのことへの圧倒的な立ち遅れからくる絶望的な危機感であったことは明らかです。

 今、日本は、沖縄における米軍基地(日米安保問題)、原子力発電所問題、TPP(環太平洋経済連携協定)などいずれの問題でも、どうしようもないほどのアメリカ追随にその道を求めようとしています。航空政策においても同じだということです。MV21オスプレイ配備と辺野古新基地建設、大飯原発3、4号機再稼働への動き、TPP加盟への動き、こうした展望のない強引な様々な動きと一体のものとして成田空港完成、そのための市東さんの農地強奪の動きが差し迫ってあるのだということです。しかも、それは昨年、5・20東京高裁の判決と8・6天神峰現闘本部強制破壊と撤去が行われたように、裁判(司法)によって行わせるということで、強行突破を図っているのです。

 ここに、市東さんの農地裁判が証人尋問という決戦局面に入ったことの重大性があります。5・28裁判に参加して、こうした重大な局面にあるにもかかわらず、私たち支援の側にズレがあるように思えてなりません。重大な危機感と決戦を迎え撃つ緊張感を持って6・25傍聴闘争をはじめ、市東さんの農地裁判のこの決戦局面を闘い抜こう。そして、7・8現地闘争、10・7全国総決起集会を闘い抜こう。

 

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2012年6月20日 (水)

6・22三里塚沖縄集会へ

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 明後日、6月22日(金)、沖縄の那覇にある沖縄船員会館で市東さんの農地を守る沖縄の会と三里塚芝山連合空港反対同盟共催で『6・22 三里塚沖縄集会』が開催されます(上写真は、昨年の集会)。

 沖縄より案内状が届いています。以下に、全文を転載します。

6・22 三里塚沖縄集会へ

耕作者に権利あり

 1966年、日本政府は成田市三里塚芝山農民に「成田空港建設」を一切知らせることなく閣議決定をしました。三里塚農民はこのような政府の理不尽に対して三里塚芝山連合空港反対同盟を結成し「国策」による空港建設による農地強奪=営農破壊に対して巨大な国家権力との闘いを開始しました。1991年、三里塚農民の闘いにより25年間の事業認定が切れました。政府は「土地収用法」による暴力による強制代執行が出来なくなりました。市東孝雄さんは親子三代100年にわたり三里塚で土に生きる根っからの農民です。政府と空港会社(NAA)は強制収用が出来なくなるや農地法を悪用して裁判をとうして「合法」的に市東さんの農地を強奪しようとしているのです。昨年、5・20の50名に及ぶ不当逮捕、8・6天神峰現闘本部破壊に怯むことなく反対同盟は非妥協、実力の意志かたく闘い進んでいます。

市東さんの農地裁判とは (NAAによる農地取り上げと闘う裁判です)

 第1に明け渡しの対象とされた農地は、市東さんの祖父が開墾してから100年間耕作してきた畑です。NAAは24年も前に畑を旧地主から秘密裏に買収しましたが、その事実を隠したまま、最近になって突然「農地法」を乱用した違法手続きで取り上げようとしています。

 第2に「農地法」は戦後の農地改革を引き継ぎ、農民の権利を守ることを目的に制定されました。この「農地法」を乱用して農地を取り上げることは常識では考えられません。この暴挙の背景には「土地収用法」が失効したため強制収用が出来なくなった事と、TPP(環太平洋経済連携協定)が象徴する農業切り捨て政策があります。

 第3に法廷では畑の位置の特定の誤りや、NAAによる証拠の偽造、千葉県知事のズサンな行政処分の事実が明らかになっています。私たちがこのような市東さんの農地取り上げの「国策」優先裁判を見逃すことは民主主義を否定することになります。

原子力発電の再稼働を許さず原発に頼らないエネルギーを

 未曾有の被害をもたらした3・11から1年が経過しましたが、民主党政権は福島原発の事故の収束宣言を発し「安全対策」は万全とうそぶき「今夏の電力不足」を口実にまず初めに大飯原発の再稼働を虎視眈々と狙っています。地震、津波は天災ですが、福島原発事故は紛れもない人災です。未だに原発を容認、推進、建設を許可した政治家、地元有力者、財界人、裁判官などは謝罪も責任も取らず平然としています。私たちは米軍駐留諸経費(思いやり予算)5年で1兆円、日額5億1千万を被災地の復興に使うよう訴えています。

「復帰40年」とは何だったのか?

 沖縄は天皇の名において「国策」としての沖縄戦にかりだされ多大な犠牲を強いられました。さらに、アメリカ軍は「銃剣とブルドーザー」で農民を追い出し基地を建設しました。沖縄が日本に復帰すれば平和憲法の下で基地のない平和な島になることを願っていた民衆はものの見事に「安保条約」によって日米両政府に裏切られました。1972年5月15日は沖縄の「屈辱の日」の始まりになりました。
 沖縄は復帰40年を迎えても米軍基地は撤去もされず「基地の中に沖縄がある」状態は変わりません。辺野古新基地、高江ヘリパット、普天間基地へのオスプレイ配備と固定化、八重山教科書問題、32軍司令部説明板の歴史改竄、自衛隊の先島配備、日米地位協定、環境アセス、米軍による事件、事故基地被害などの問題は何一つ解決していません。

 私たちはこの現実を変革する力として「国策」と闘う三里塚反対同盟の不屈、非妥協の闘いから学び「共同の敵は共同で撃つ」を合言葉に、さらに、フクシマ、日米安保=「国策」を問う意味を込めて三里塚沖縄集会を企画しました。

【日時】 2012年6月22日(金)午後6時半~8時
【場所】 沖縄船員会館 第1会議室  (会場費 500円)
  開会前に 映画『復帰闘争史』上映
【主催】 三里塚芝山連合空港反対同盟/市東さんの農地を守る沖縄の会(共同代表=知花昌一、安次富浩、金城實)

 三里塚からは市東孝雄さんと萩原富夫さんをはじめ10数名が、関西からも関実の永井満代表、山本善偉世話人はじめ11名が参加する予定です。台風5号が気になりますが・・。翌日は、糸満の魂魄の塔で開かれる「第29回 6・23国際反戦沖縄集会」にも参加させていただきます。

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2012年6月18日 (月)

6・17ふくいでつながろう集会に2200人

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 野田首相がなんの説明も根拠も明らかにすることができないまま、大飯原発の再稼働を決めた翌日の6月17日、雨が時折降る中、県庁の隣にある福井市中央公園に2200人の人々が全国から集まって、「いのちが大事、いまなぜ再稼働? ふくいでつながろう!(パート2)」集会とデモが、6月3日に引き続いて開かれました。

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 主催者(実行委員会)を代表しての集会への経緯、とりわけ福井県民は何も同意していないことを明らかにして『いのちが大事』ということを軸に再稼働に反対してつながろうということが訴えられて集会がはじめられました。

 中嶌哲演さん、鎌田慧さん、小林圭二さんが先ず登場です。中嶌さんは先ず子どもたちをはじめ福島のみなさんの過酷な状況に寄り添うべきだと訴えられました。そして大地動乱の時代と言われる今、巨大な原子力ムラや政治家の思惑だけで大飯原発の再稼働に狂奔することは断じて許されないとされた。12617_4
 鎌田さんは、みなさんと再稼働をさせないという気持ちを一緒にしたいと思いきましたと呼びかけられた。「野田首相は責任を取るというが、どう取れるというのか。ペテンだ」と。12617_5
 小林さんは、大飯の加圧水型原発が、福島の沸騰水型以上にメルトダウンの事故を引き起こす危険があることをスリーマイル事故を引き合いに明らかにして訴えられた。

 この後、会場では「1分アピール」として、実に80数人の人々、団体が登壇し、様々な訴えを行いました。12617_6とめよう原発関西ネットワークを代表して登壇した韓基大さんは、関西電力がぶれていた野田政権に圧力をかけ再稼働へと動かしたことを弾劾し、「報復として」6月27日、大阪梅田の茶屋町にある梅田芸術劇場で開かれる関西電力の株主総会に早朝8時から押しかけ怒りの声を叩きつけようと呼びかけました。延々と続く80数人のアピールに怒りが満ち溢れていました。
 12617_7
 最後に、福島の「原発を許さない女たち」の皆さんが登壇し、こもごもに「私たちは日々被曝しています」と厳しい現実と怒りを訴えられました。
 会場には、「市東さんの農地を守ろう」と書かれた関西実行委員会ののぼりもはためいています。

12617_9 さあ、デモに出発です。先頭は、鎌田慧さんと中嶌哲演さんが持つ会場メインの横断幕です。

 その後には、12617_10子どもさんも入ったドラムやトランペットの賑やかなコールの部隊が続きます。
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 宗教者の隊列も。

  ひときわ目立った横断幕をもって、とめよう原発関西ネットの隊列も。ここにも関実ののぼりが2本。12617_12
 後ろの方の「兵庫も地元だ」とコールする兵庫の隊列にも関実ののぼりが2本。

12617_13 2200人の隊列が切れることなく続くのは壮観です。福井県庁を包囲する形でデモは進みます。なんとなく、福井駅前の繁華街に行ってみたかったなという想いを残しながら集会場だった中央公園にもどり解散となりました。途中から雨も上がり、日差しが。暑くも無く、気持ちのいい闘いとなりました。126172200_2
 帰途のバスの中では、「2200人というのはおかしい。5、6千人いたのでは」という人も何人かでましたが、ひとりひとりが感想とこれからの反原発、全ての原発を廃炉にしよう、ガレキ処理を受け入れさせるなといった決意と想いが語られました。みなさん、ご苦労様でした。




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2012年6月16日 (土)

今週の産直野菜(6月16日)

12616 今週の産直野菜が、先ほど三里塚から届きました。

 ズッキーニ、じゃがいも(豊しろ)、人参、ラディッシュ、なす、セロリ、キャベツ、きゅうり の以上、8品です。少し雰囲気が変わってきました。葉物から果菜類へ。セロリはジュースにするのが我が家の定番。

 荷物が届いたのが夕方。理由は、昼に大飯のテント村から帰ってきて、そのまま「里美さんを囲む会」に参加。打ち合わせを済ませて帰ってきたのが夕方だったからです。

 森崎里美さんのJR西日本社員によるセクハラ事件で会社の責任を認めなかった高裁判決を不服として控訴していた事件が、昨日、最高裁から控訴を棄却したと連絡が弁護士の方にあったそうです。「囲む会」には遠く埼玉などの方をはじめ、20人が参加。最高裁の上告棄却に対して、「上申書を読んだのだろうか」などその不当性へに怒りの声が次々と。そして里美さんは、「裁判としては終わっても、闘いは終わっていない」と決意を明らかにされ、「里美さんの裁判を支える会」も、里美さんの雇止めを許さず「地位確認訴訟」を6月19日に提訴することをはじめ、全国のセクハラ被害女性や非正規労働者の怒りを土台に闘い抜いていくことを確認したのです。12615

 前日の15日午前中に、おおい町のテント村(右写真)を訪れました。この場所へは5月22日から居座りました。この日は10数人が出入りし、曇り時々晴の穏やかな天気の中、のんびりと過ごせます。テントはすでに8張りが公園の中に広がっています。正にオキュパイの雰囲気です。
 テントでは、思い思いの話しに花が咲き、12615_2ギターやドラムの競演も(左下写真)。夕方薄暗くなる頃から、パソコンのネット上に首相官邸前の映像や、大阪の関西電力前の抗議の様子が映しだされます。官邸前で7千人を超えたとメールで流したところ、「テレビはそんなことを報道しない」と返事が。9時過ぎには、その数は1万を超えたという。
 テント村では酒を酌み交わしながら、明日や17日の行動についての話しなどが、暗い小さなランプの光だけの、しかも激しく降り出した雨の中で飛び交います。
 夕方遅く訪れたT先生が新しいテントを購入して来てくれたので早速みんなでテントの設営。12615_3これで9張り目のテントです(右写真)。

 政府は、何の根拠もなく、何の論理性もなく、大飯原発3、4号炉の再稼働を今日「正式に」決めた。こんなことが許されるはずがない。明日の福井での闘いをかわぎりに、全ての原発を廃炉にするべく私たちは頑張らねばならない。100万年も先の未来に放射性廃棄物というとんでもない毒を、恐ろしい毒を今なお生み出し続け、残していくことなど絶対に許されません。全ての原子炉を廃炉に、全力で闘い抜こう!

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2012年6月14日 (木)

「福島支援弾圧」裁判始まる

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 今日、大阪地裁で古河潤一(戸籍名・唐住日出男)さんの福島への支援活動に対する悪辣な弾圧としてかけられた逮捕・起訴攻撃の、「福島支援弾圧」裁判の第1回公判が開かれました。

 裁判に先駆け、裁判所近くの淀屋橋で、不当な裁判が開始された事を訴えるビラまき宣伝活動が10人あまりの参加で行われました。下地さんの軽快な反原発ソングの流れる中、大飯原発の再稼働の動きへの怒りの宣伝も合わせて行われ、用意されていた450枚のビラが1時間足らずでなくなりました。

 裁判は、傍聴席を満席にして闘い抜かれ、古河さんは、人定質問、罪状認否などを黙秘し、検察による起訴状朗読、弁護団の証拠の同意・不同意などが行われました。傍聴席には、趙博さんや関西実行委員会の山本世話人、古河さんの妹さんの唐住さんなどの顔も。

 法廷後、裁判所前で簡単な報告会が行われ、次回以降の公判への傍聴を同じように闘い抜こうと確認して別れました。

 次回以降の公判は、
6月29日(金)午後1:30~4:30 大阪地裁1004号法廷
7月13日(金)午後1:30~4:30 大阪地裁1004号法廷
8月 3日(金)午後1:30~3:00 大阪地裁1004号法廷
 ぜひ、お集まりください。

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 裁判所から歩いて10分ほどのところに、関西電力本店があります。山本先生をはじめ私たちは、大飯原発再稼働の動きに抗議してハンストが昨日から開始された関電本店前に行きました。今年初めての猛暑の中、若い人や幼い子どもさんを連れたお母さんなどが集まって、思い思いに再稼働反対の意思表示やビラまきなどが行われています。
 午後3時から、恒例のヒューマンチェーンです。集まったひとりひとりが、思い思いにマイクを取り、12614_3関西電力に訴えたり、怒りの声をぶつけたり、再稼働反対の想いをぶつけます。お母さんに連れられて来た幼い彼女に、山本先生(右端)は目を細められます。彼女はマイクを持つと「ふる里」など数曲をアカペラで歌える関電包囲行動のマスコット的存在です。
 マイクが回ってきた山本先生は、彼女に触れながら自らのひ孫を思い起こされ「この幼い子どもたちがすくすくと育つために大飯の再稼働を許さないことはもちろん、12614_4原発をやめなければならない」と厳しく関西電力を糾されました。
 お元気な山本先生は、若い人たちと一緒にいることが嬉しいようで、去り難くしておられたのですが、厳しい暑さの中ですので、ヒューマンチェーンが終わったところで現場を離れていただきました。
 山本先生のほんとにお元気な、生き生きとした訴えに改めて励まされました。来ておられた年配の男性が帰ろうとする先生に「今日のアピールはよかったよ」とわざわざ言葉をかけに来てくださいました。
 こんな「国策」のゴリ押しを許せるか。帰ろうとする私たちのところへ、アメリカでMV22オスプレイが墜落したと沖縄からメールが。沖縄配備もとんでもない。こんな「国策」のゴリ押しも許せるか。

 暑い中、さすがに疲れましたが、明日は、風雲急を告げる大飯のテントに行き泊まってきます。みなさんも、首相官邸へ、福井へ、大飯現地へ、行こうではありませんか。6・17福井現地闘争へ!

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2012年6月13日 (水)

大飯原発の再稼働を許すな!

 大飯原発の再稼働にむけ、野田首相、そして西川福井県知事が動き出しました。それは福島の事態を「終わったこと」とする許し難い暴挙です。福島原発事故は、「収束」どころか事故原因さえ明らかにならないどころか、そもそも原発の中がどうなっているかさえ明らかにできない混沌の中にあるではありませんか。その状況の下で、何が「福島のようなことは起こらない」だ。
 そして100万年も将来にわたって対処することができないという使用済み燃料をはじめとした放射性廃棄物の問題だけをとってみても原発を再稼働させてはならないし、すべて廃炉にしなければなりません。それが福島事故がしめしているものです。

 昨夜から今朝の未明、17日の福井での大行動にあわせて、大飯現地と関電本店前から2つのメッセージが発信されました。是非、受け止めてください。動いて下さい。

大飯現地から

6・16、6・17「大飯!ど・フリー行動」

【日時】 6月16日、17日
【場所】 おおい町総合運動公園(北端)
【内容】 完全、ど・フリーの参加型!何かやりたい事があるなら、あなた次第です!どんどん持ち込みをしてください!例えば、音楽やっている方は、楽器を持参で!
【想い】 現在、現地には、数人しか抗議する人がいません。間違いなく、ここが日本の未来を決める最前線だと思います。私たちはたくさんの方と、大飯再稼働を自分の事と捉え、真剣に考えている方だと思います。どうかみんなで考え、多くの知恵を共有し、実行したいです。
よろしくお願いします。
【求む】 大飯テントには、16、17以外でも、いつ来てもらってもかまいません。滞在する場合、テント持参で、アウトドアの装備をお願いします。トイレ、水場、入浴施設、スーパー、原発は付近にあります。常時、多くの方の参加を求めています!

関電本店前から

大飯原発の再稼働反対を訴えるハンガーストライキ(水と塩のみ)を本日より開始します。

いま、日本にある原発は全て停止しています。
電気は足りていますし、(正確な電力データーも明らかにはされていませんし、)また万一足りない事態が起きたとしても、大飯原発は政府が定める安全基準さえクリアしていないのであり、それが原発を動かす理由になどなりません。
福島第一原発事故は収束もできないまま、最悪の状態が続いています。
そして日本は現在、地震の活動期に入っており、そのような中で原発を動かしていくことは、大事故にもつながりかねない、とても危険なことであり、到底認められることではありません。

また、“核のゴミ”を無責任に増やし、未来の人たちに押し付けてしまうことも、原発を続けてはいけない大きな理由です。
そして、いま生きている子どもたちや未来の人たちに、原発のない安全な世界を残していかなければいけないと強く感じます。

原発のない世界を本気で願えば、原発は必ずなくしていけると信じています。
大飯原発の再稼働をやめるよう、心から訴えます。

                      原発なくしたい個人

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2012年6月11日 (月)

「福島支援弾圧」裁判 第1回公判に集まろう!

 古河潤一(戸籍名・唐住日出男)さんが、福島の被災地支援に毎月のように行っていることへの刑事弾圧・「福島支援弾圧」の裁判が始まります。傍聴に駆けつけましょう。

【とき】 6月14日(木)午後1時半~午後2時
【ところ】 大阪地裁 1005号法廷
ただし、傍聴券配布がありますので傍聴を希望される方は、午後1時~1時15分に大阪高裁別館(地裁の東隣)正面前にお集まりください。

 なお、この日、午前11時から(12:45まで)、裁判所と川を挟んで隣にある大阪市役所前で、この裁判を訴えるビラまき宣伝活動を行います。来れる方はお手伝いください。

 また、この裁判の日程がすでに以下のように組まれています。

第2回公判  6月29日(金)午後1時半~午後4時半
第3回公判  7月13日(金)午後1時半~午後4時半
第4回公判  8月 3日(金)午後1時半~午後3時
いずれも法廷は、第1回と異なり、大阪地裁1004号法廷です。またいずれも証人尋問が行なわれます。裁判所は、この第4回公判で結審しようとしているものと考えられます。

 福島において国と行政は、子どもたちの避難どころか、一時保養などの動きにも敵対し、「帰村運動」や「除染」、「瓦礫の全国的拡散」などでフクシマ切り捨て、棄民政策を進めようとしています。「フクシマは終わった」という虚構を築き「復興キャンペーン」で突き進もうとしています。そのメダルの裏側が、野田政権による大飯原発3、4号機への再稼働の動きです。それが福島をめぐる原子力政策・「国策」の正体です。

 そして、航空政策という「国策」に反対する三里塚の闘いが、必然的に「福島の人々と、農民と漁民とともに生き抜いていく」という道を歩みだし、古河さんがその先頭に立ったことへの弾圧、そして国家権力の恐怖と憎悪としてこの「福島支援弾圧」はあります。

 こんなことがどうして許されるでしょうか。野田政権への闘いとして、大飯再稼働反対、三里塚の闘いとして、「福島支援弾圧」裁判に注目し、傍聴に駆けつけて下さることを訴えます。

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2012年6月 9日 (土)

今週の産直野菜(6月9日)

1269 先ほど三里塚から産直野菜が着きました。大きい箱で、しかもずっしりと重い。

 里いも、きゅうり、チンゲンサイ、ラディッシュ、カブ、そら豆、キャベツ、玉レタス、葉つき人参、大根、ズッキーニ、スナックエンドウ、ミニコーン と13品も。
 先週も多かったが、必死にたべてクリア。健診で医者から「おたくの歳で体重と腹周りが2年続けて減るのは珍しい」と褒められました。必死で食べている効果かな? 身長も縮んでいましたが。

 それにしても腹が立つのが野田による大飯原発の再稼働声明。何が「事故を防止できる対策と態勢は整った」だ。福島事故の原因どころが現状の原子炉の中の状態さえ判明していないではないか。「言ったが勝ち」というこの姿勢を断じて許せない。ましてや、この論理の行き着く先は「福島の震災、原発事故は過去のもの、終った」という論理が出てくることがはっきりしている。そんなことがどうして許されようか。

 6・17福井現地へ、そして6・27梅田芸術劇場(関電株主総会)へ全力で集まろう! そして7・16代々木公園10万人集会の成功を!
 重なりますが、6・25市東さんの農地裁判、7・8三里塚現地集会へ! 踏ん張り抜いて闘おう! 
 行ける人は、6・22沖縄三里塚集会と6・23第29回国際反戦沖縄集会の連続闘争にも!

 三里塚の野菜を一杯食べて、体調を整え、元気をつけようね。

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2012年6月 5日 (火)

福井・大飯原発の再稼働を許すな!

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 昨日、細野原発相が福井に入り西川福井県知事に大飯原発の再稼働を謀る野田政権の意志を伝えた。その上で、西川知事は野田首相が「国民に向かって直接訴えろ」とお互いに原発再稼働の責任のなすり合いをしている醜態をさらけ出した。
 前日の『いのちが大事 今なぜ再稼働か? ふくいでつながろう』集会を引き継いで、県庁を取り囲んだ再稼働反対と細野への抗議の闘いが取り組まれました。しかし、先日の北九州での瓦礫搬入に引き続き警察権力・機動隊を前面に出した「警備」によって暴力的に排除されました。31日、3日に引き続いて通い続けてくださった「とめよう原発関西ネットワーク」の「ひこぱぱ」さんがブログhttp://ameblo.jp/hiko1956/に昨日の闘いの報告を掲載しておられます。ご覧ください。

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 一昨日、6月3日、福井市の県庁の横にある中央公園で、福島をはじめ東京、千葉、関西などからも集まって540名で、『いのちが大事 今なぜ再稼働か? ふくいでつながろう』集会が開かれました。先月末の野田政権の動きを受けた緊急集会でしたが、わずか数日で、ほんとに良く集まったと思います。雨が心配でしたがきれいに晴れ上がり(途中で一度弱く降りましたが)、広い芝生を取り囲み木々が気持ちのいい木陰を作った中でリラックスしながらの集会でした。
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 集会は、まず、「ミュージック・パフォーマンス」として1時間、いろいろな若い人々、グループによる演奏が続きました。話題の中学生・藤波心ちゃんもデュエットで登場しました。「市東さんの農地を守ろう」と書かれた関実ののぼり旗も登場です。
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 そこから発言が続きます。まず主催者を代表して「原子力発電に反対する福井県民会議」いしじ事務局次長から大飯町での議会などの動きの紹介とアンケートや「もう一つの説明会」などの取り組みをはじめとした動きの中から大飯の住民がいろいろな声が上がり始めている報告がありました。このころ弱い雨が。
 「さよなら原発1000万人署名」運動の藤本事務局長が、政府、政治家への激しい批判をされ、署名が700万を超えていると報告し、7・16「10万人集会(東京・代々木公園)」を呼びかけられた。続いて「原子力資料情報室」の伴共同代表は、「まるで福島の事故は済んだとばかりに再稼働だ」と言っていると弾劾された。1263_6第2次ストレステスト、関電のオール電化の動きの再開、フィルター付きのベントなどの問題を指摘し、大飯3、4号炉の再稼働など許せるはずがないと。
 福井の現地で闘う美浜町の「どんぐりクラブ」の松下代表(左写真)から「国のエネルギー政策に翻弄された40年だった」と福島事故に至るいくつかを振り返られた上で、美浜町に対して「脱原発にむけた政策提言」をしている自らの取り組みなどを語られた。「さよなら原発福井ネットワーク」からはあまりに不勉強なマスコミへの批判をされた上で、国や議会の動きを紹介しながら、粘り強くやろうと議会や各政党への働きかけなどの取り組みを語られた。
 「ストップ大飯原発再稼働現地アクション」の長谷川さんは「もうひとつの住民説明会」を先日5月26日に140人(地元大飯からは30人)が参加して開かれたことを報告された。1263_7長谷川さんは、この「説明会」に福島から駆けつけられた富岡町から水戸に避難されているひださん(右写真)が今日も来ておられると紹介され、ひださんが話されました。
 ひださんは原発関連企業に、まさに「原発ジプシー」となって働いておられる息子さんの事を語られながら、息子さんを批判し「今は連絡を取り合っていません」と原発が家族の絆を分断・破壊し、地域のつながりを破壊している現実を切々と語られた。そして茨城の東海村での取り組みからいろいろと活動をされるようになった経緯を語られた上で、最後に電力会社と政治家の60年にわたる癒着・絆を弾劾され、5月30日、東海村の核燃料を作っている会社が核燃料を柏崎の刈羽原発に向けて運び出すというので監視と抗議の行動に用意したプラカード(右上写真)示されながら、トラックが夜中に出たために空振りに終わったと語られながら、そのトラックが一般の車と一緒に関越道など高速道路を走っていると批判して話しを終えられた。
 まだまだ続きます。内容と想いのこもった話しが続き、長さも余り気になりません。1263_8「原子力行政を問い直す宗教者の会」「経産省前テントひろば」「福島廃炉アクション」などが続き、最後に「グリーンピース」のみなさん、そして藤波心ちゃんが再登場して「野田首相が再稼働を責任をもって決めると言ったが、どう責任を取れるのか具体的に、細かく明らかにして欲しい」「日本は国土の一部を失う。規模が大きすぎて責任なんて取れないと思う」「総理大臣を辞任したからと言って、放射能は消えません」「福井にも断層があり、日本海で津波が襲った記録もある」「強引に原発を再稼働させるこのやり方に私はまったく理解できません」と訴え、最後に「ふるさと」を淡々と歌われて集会が終わりました。

1263_9 さあ、デモに出発です。「とめよう原発・関西ネットワーク」の新しいバナーがひときわ目立ちます(右写真)。県庁を一回りして、中央公園にもどりました。
 福井では、再度、6月17日(日)、正午に同じ中央公園に全国から集合して、大飯原発再稼働阻止の大集会が呼びかけられています。福井市には電車でも行けますが、この日は、関西各地からバスが用意され、一緒に行こうと呼びかけられています。Photo昨夜、「とめよう原発・関西ネットワーク」の会議でも、大阪から、西宮からバスが出ることが報告されました。詳しくは、6月8日、14日に行われている関電本店前での関電包囲行動(午前11時~午後7時)においでくださればわかります。近々、ビラやネット上にも詳細がでると思います。そして6月27日、大阪梅田の茶屋町にある梅田芸術劇場で開かれる関電株主総会に向けて、「再稼働絶対反対」の声を届けようではありませんか(午前8時、茶屋町芸術劇場前集合)。

 
 1263_11
 この日、関西実行委員会の山本世話人が、92歳にもかかわらず、私たちと片道3時間半のワゴン車での旅をご一緒され、元気にデモも参加されました。藤波心ちゃんをはじめ若い人々が沢山参加され、楽しく音楽に興じている様子に本当に嬉しそうにしておられたのが印象的でした。

 

 写真は、いずれもクリックしていただければ、大きくなり見やすくなります。
 昨日の行動には管理人は、前日の運転の疲れもありましたが、「胃がん検診」の予定を変えられず、断念しました。『ひこぱぱ』さんはじめ、みなさん、本当にご苦労様でした。

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2012年6月 2日 (土)

今週の産直野菜(6月2日)

1262 今週の産直野菜が、今、三里塚から届きました。今回もどっさりです。

 里いも、ズッキーニ、スナックえんどう、チンゲンサイ、きゅうり、ラディッシュ、玉レタス、サニーレタス、うど、カブ、葉つき人参、キャベツ 以上 12品も。凄いと同時に、「どうやって食べる??」。

 明日に予定されていた「産地交流・芋掘り大会」が天候不順により中止されました。ほんとに残念。
 ただ、野田政権が大飯原発の再稼働に向けて突進してきているだけに、明日、福井現地での緊急闘争に参加できます。今日、福井に来ることになっていた細野原発相は、昨日の東京や関西での抗議もあって、週明けに延期された。12531
 実は、31日に来るかもという情報から、管理人は、福島に行きました。40人あまりで2ヶ所に別れての抗議を続けましたが、大臣は姿を表さず。
 それから案内してもらって、100キロあまり離れた大飯町のテント村に激励訪問。
 ちょうど滋賀からT先生が泊まりに来ておられて、関実ののぼり旗がはためいているではないですか。思わず記念写真をとりました。

 12531_3
 みなさんも明日、福井へ。

いのちが大事 今なぜ再稼働か? ふくいでつながろう

【とき】6月3日(日)正午~
【ところ】福井市中央公園
【主催】ふくいでつながろう実行委員会 (チラシは「12.6.3いのちが大事ビラ.pdf」をダウンロード

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