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2012年5月 2日 (水)

第三誘導路建設強行の違法性を追及

1251 

 201251日、千葉地方裁判所民事3部において、第三誘導路許可処分(2006年と2010)の取消しと工事強行の差し止めを求める第六回口頭弁論が行われました。

3名の弁護士が意見表明

 この日から裁判官の右陪席が交替した為、反対同盟の弁護団3名が「意見表明」を行いました。浅野弁護士から「第三誘導路の建設強行は憲法違反そのものだ。市東さんの自宅を誘導路で囲み、人格権、環境権、生活権を侵害することは許せない。また、この計画はシカゴ条約や航空法に違反している。この動きと平行して、天神峰現闘本部を実力で破壊した。市東さんを追い出し、反対同盟の闘いをつぶそうとしている」との弾劾を表明、そして遠藤弁護士は「2006年に為した許可処分の前提として、航空需要が増加し建設は国民的要請だなどと言って、第三誘導路の必要性を強調したが、航空需要は20パーセント前後も減少している。2006年の決定は取り下げよ。また、原発問題で裁判所は行政に加担してきた間違いが福島原発事故で分かったはずだ。第三誘導路の許可処分を取り消し、行政への加担をやめるべきだ」との意見を表明。さらに西村弁護士は「提出書証の図面を見れば、市東さん自宅が誘導路で囲まれている状況が分かる。この攻撃は直ちにやめなさい」と強く求めました。

次回期日を延期せよとの申し入れを無視する多見谷裁判長

 多見谷裁判長はこのあと、準備書面の扱いについて双方の確認を行い、「騒音データに関する記述を分かりやすく提出して欲しい」と被告の国、NAA側に要請。一瀬弁護士から「隠している騒音関係の調査データを出すべきだ、成田市からデータが公開されているが、詳しいデータがあるはずだ」と詰め寄りましたが、被告側は即答を避けました。一瀬弁護士から、次回期日を延期して、きっちりした証拠を出して弁論すべきだ、と裁判長に要請しましたが、多見谷裁判長は無視し、予定とおりの期日を変えない硬直した姿勢を示しました。期日が遅れて、来年3月の供用開始を遅らせてはならない、という権力側の姿勢を代弁しているかのようです。

萩原さんから闘いの提起

1251_3 裁判終了後に「報告会」が弁護士会館で行われ、冒頭北原事務局長より「三里塚の闘いは法の不正義を正す闘いだ。勝利して日本の将来を切り開こう」との挨拶があり、葉山弁護士から「200億円もの血税を使って、必要でない第三誘導路を強行している。市東さんの追い出しは許せない。」との発言のあと、各弁護士の報告があり、最後に萩原事務局次長から「528日の裁判から証人調べが始まる。その日、必勝の決意を固める決起集会を行い、デモをする。また、7月の最適な日に現地闘争を行う」との行動提起がありました。
 来年
3月の共用開始を粉砕する闘いを関西でも盛り上げましょう。
            
報告 事務局次長 安藤眞一

 

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