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2012年5月31日 (木)

え~? 流血は市東さんの責任?!

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 先日の5・28市東さんの農地裁判の傍聴記が、尼崎・伊丹実行委員会の弥永修さんから届きましたので掲載します。

え~? 流血は市東さんの責任?!

 現闘本部裁判控訴審の不当判決と50名逮捕という大反動から一年、5.28市東さんの農地裁判の傍聴に参加しました。

 今回からいよいよ証人尋問ということで、裁判の流れを決する大切な局面に入ります。

 そこで公判の前に近くの葭川(よしかわ)公園で前段集会がもたれ、北原事務局長と大口弁護士から力強い決意表明を受けました。その後デモに移り、千葉市民に農地強奪の不当性を訴えました。

 法廷に入ると戸井健司という成田空港会社の用地部長が証人席に座っていました。経歴を見ると彼は、まさに市東農地取上げ策動の全過程に関わっている人物であることが判りました。

 まず、本当にインパクトのない無機質な主尋問があり、続いて反対同盟弁護団から次々と反対尋問がなされました。12528_3

 しかし埋め尽くされた傍聴席の私達には、当然ながら甲号証も乙号証そして添付の図面や航空写真など手許になく、やりとりの詳細部分で分らない点が多々ありましたが、(詳しくは同盟ブログ等で確認して下さい。すみません)ひとつひとつの尋問から戸井証人が逃げ回っていることははっきりと判りました。「いやーちょっと」と首をかしげたり「前任者のしたことなので・・」「わかりません」などの連発で、本当に彼が用地買収の責任者なのかと疑いたくなりました。若い浅野弁護士(右写真)からも「あなたは肝心なことになると返事が曖昧になる、ダメですよ」と叱られていました。ああ情けない話。

 私が特に怒りをおぼえたのは次の2点。

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 ひとつは一瀬弁護士から、二度と流血の事態がおこらないようとした黒野(元社長)声明に鑑み、「強制収用しようとすれば再びその事態も考えられるが、それでも強行するのか」との質問に戸井証人は「流血はないほうがいい。市東さんにそう願いたい」とあたかも市東さんにその責任があるかのように言い放った時でした。「それは逆やろ!」私は今まで法廷でヤジを飛ばしたことはなかったのですが思わず大声をあげました。

 ご存知のように三里塚は流血の歴史です。しかしそれは政府、公団(現NAA)が農民を見下し、機動隊暴力で問答無用で農地を強奪しようとしたことが一切の原因です。それを農民の側が原因であるとは何たる言い草か!私はこの卑劣な答弁のあとしばらくメモることが出来ないぐらいに怒っていました。

 ふたつめは浅野弁護士が「農地明渡しは市東さんの農業に大打撃を与えるが・・」と質問したことに対し「18千万円は不十分ではない」と平然と答弁した時です。086

 まさに「札束で頬をたたく」という意識が如実にあらわれた言葉ではありませんか。何故市東さんが卑劣ないやがらせや営農妨害を受けても、この地にとどまり農業を続けたいと願うのか、一人の人間としてその心に少しでも思いを馳せるならば絶対にこのような言葉は出てきません。金(カネ)と名刺の肩書きだけで人間の価値を決めているような社会でうごめいている戸井証人には「
1100円の大根を消費者に届けたい」という市東さんの「人生」など全く理解出来ないのでしょう。

 こんな腐りきった連中に絶対負けることは出来ないと改めて感じました。

 2時間あまり傍聴しまだ公判は続いていたのですが帰途の都合で途中退席しました。可能な限りまた参加しようと思っています。

 それにしても多見谷裁判長は尋問の進行に何度もクレームをつけたり、まだ尋問が続いているのに閉廷しようとしたり、やる気あんのかなあ? 尋問も嫌そうな顔で聞いていたし・・要注意!



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コメント

まったく許せない発言ですね。

投稿: あるみさん | 2012年6月 3日 (日) 23時32分

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