4・21眠れ原発・再稼働さすな!集会に参加して
昨日、暑いほどの晴天に恵まれた大阪・中之島公園に「4・21眠れ原発・再稼働さすな!」集会とデモが呼びかけられ、400人近い人々が集まりました。
集会では冒頭よびかけ団体として「とめ原・関西」の韓基大さんから挨拶がありました。そして福島から京都に避難してこられた「Anti-Atom-T-Shirt-Projekt」の加藤さん(左下写真)からの訴えです。復興の名のもとに被災者が分断され、汚染食品・瓦礫が全国に分散されようとしていることを弾劾された。そして被災者こそ黙っていてはいけないと立ち上がられた想いを語られ、 再稼働され同じような事故が起これば私たちはどこへ逃げていけばいいのか。子どもたちの未来のために、私たち自身の希望のために、原発に「ノー」の発信をと訴えられました。
福井から「サヨナラ原発福井ネットワーク」の山崎さんが挨拶です。先ず14日の福井県庁での枝野大臣に対する闘いを労われた上で、26日の大飯町で開かれる説明会に向けた闘いへの想いを語られました。大飯町で多くの人々が立ち上がりはじめている。県の安全委員会の委員に対し、関電から金をもらっている委員は解任すべきだと要求を叩きたつけていると。 津波対策の不備、フィルター付きベント設備が3年先であり、事故が起こった時のための「免震重要棟」が大飯にはない、直下に幾つもの活断層があるなどの問題を指摘された。そして福島での事故について昨年末から問うているのに国は何も答えていないと弾劾されました。
関西からのアピールとして「ストップ・ザ・もんじゅ」の大島さんがこの間の取り組みを報告されます。 3・25、4・7の集会、そして4・9~14のハンストには延べ167名が参加したと。再稼働などとんでもない。そもそも福島事故の責任が誰も問われていないことを弾劾されました。安全性を置き去りにした「再稼働ありき」は断じて許されないと。滋賀、京都、大阪の3自治体の長をはじめ「関西も地元だ!」という声が大きく上がっている。この声をしっかりと組み立て再稼働阻止へ、今が闘いの試金石だと。そして5・27扇町公園での再稼働反対の関西行動と、関西電力への再稼働中止要請の行動を呼びかけられました。
集会では、カンパアピールの後、10人が次々とリレートークで、脱原発、再稼働反対のそれぞれの想いと取り組みを語られました。
さあ、デモに出発です。関西電力に向けて。
右写真は、デモの解散地点近くにある関西電力の本店(右の巨大なビル)前を進むデモです。
デモを終えたほとんどの人々が関電前に再結集し、先ずヒューマンチェーンで関電を取り囲みました。場所によれば人が二重になりながら完全に包囲し、「再稼働をやめろ!」「関電は責任をとれ!」と声をあげました。
関電前では、さらにリレートークや演奏などを交えた抗議行動が続きます。
所用があった私は、途中で失礼。しかし、暑かった。
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コメント
おつかれさまでした。大飯原発の再稼動を絶対に許すことなく、闘いましょう!
投稿: あるみさん | 2012年4月22日 (日) 21時06分
淡路島で放射能瓦礫の処分が行われるとのこと、なにか、取り組みはあるのでしょうか?橋下市長は、大阪湾を最終処分場とするとも言っています。こんな点は、反対しませんか?
投稿: 京都生協の働く仲間の会 | 2012年5月13日 (日) 08時06分