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2012年4月 9日 (月)

耕作権裁判を傍聴して

 今日、千葉地裁で市東さんが耕作している南台の農地の一部が不法耕作だから取り上げるというとんでもない空港会社NAAの「言いがかり」でしかない、耕作権裁判の口頭弁論が開かれました。久しぶりに傍聴者があふれて法廷に入れない人が出ました。
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 法廷では、そもそも空港会社NAAが所有しているという南台41番の所有自体が違法・無効なものではないのかという反対同盟側の弁護団の迫真の追及に、さすがの白石裁判長が、甲8号証(市東東市さんの「同意書」)と甲9号証(畑の「境界確認書」)に興味を示すという局面を勝ち取りました。
 この2つの証拠はある意味で、空港会社NAAの唯一とも言える「物証」で、それが偽物だというのですから、こんな裁判が継続されていること自体が問題なのです。
 偽物だという反対同盟の筆跡鑑定に対して、あわてて空港会社が出してきた鑑定が「似ている」というだけで鑑定の体もなしていないと新たな鑑定書が追加して反対同盟の側から出されました。
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 さらに、南台41を一括して地主藤﨑から空港会社(当時空港公団)が買収したとされる一切の経過についての買収記録や交渉経過を記した文書提出命令を裁判所が出すべきだという申し立てを反対同盟の側が行いました。白石裁判長も興味を示す。

 しかし、千葉地裁民事3部の多見谷裁判長による行政訴訟・農地法裁判が立証段階に入ろうとしていることに、民事2部の白石裁判長はこの日、その多見谷の早期結審策動にあわせようと焦るあまり、口頭弁論の日程を2回も先に決めようとしたり、立証過程の段取りを聞いてきたり千葉地裁総体の意図を隠そうとしません。
 今必要なことは、この日、勝ち取ったように、傍聴席をあふれる支援の力で法廷を取り巻き裁判所の企みを封じ込め、粉砕することです。そのことで市東さんの農地を守り抜くことです。

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 報告会で北原鉱治事務局長は、「ことごとくデッチアゲでしかない裁判を暴露していこう。正義が勝つという闘いを追求していきたい」と語られました。また、まとめで萩原進事務局次長は、「土地を価格で決めるというのが根本的に間違っている。価格なんかない。土地をすべてみんなの土地にしていこう」と農地死守の底流にある根本を訴えられました。

 次回耕作権裁判の口頭弁論は、7月23日(月)午前10時半からです。

 管理人は、裁判の後、「市東さんの会」の学習会に顔を出し、今は福島のいわき市のホテルにいます。数日、福島に滞在します。今日は、たまたまホテルにネット環境がありましたが、明日からは無理なようです。当ブログ、しばらくお休みです。 

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