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2012年4月 4日 (水)

4月9日 市東さんに係る『耕作権裁判』の傍聴を

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耕作権裁判 口頭弁論

【とき】 4月9日(日)午前10時半~

【ところ】 千葉地裁 601号法廷

 この裁判は、市東さんが賃借している南台の農地を空港会社が得手勝手に区分し(右写真)、農地B、Dは地主と契約している農地、農地A、Cは市東さんが無断で耕作している農地と断定し、空港会社がA、Cについて明け渡しを求めている裁判です。

 農地は耕作しているうちにその耕作者の熱意によって拡がっていくことはよく知られた事実で、法律でも、地主との間に10年以上にわたって特段の争いがなければ耕作者に耕作権が発生することが認められています。Photo 市東さんは、戦後60年、親子2代にわたってA、B、Cについて地代を払い耕作を地主と何の争いもなく続けてきています。周囲が空港問題から撤退していく中で、自然と範囲が拡がってきたことは事実でしょう。しかし、A、B、Cは空港会社の言うような別々のものでなく、一つのまとまった農地なのです。これが、本件耕作権裁判と農地法裁判の大前提の誤りです。この誤った区分をもとに行われた空港会社の訴えは、それ自体成立するものではなく、裁判所が門前払いをするべきものだったのです。そもそも、成田市農業委員会や千葉県農業会議が、空港会社による「耕作権解除申請」を受理すべきではなかったのです。Dに至っては、石橋政治氏が借りていた畑に不向きな日陰の土地で、市東さん親子は耕したこともないのです。

 しかも、その根拠として空港会社が提出した証拠「境界確認書」などが地主藤﨑だけでなく、故市東東市さん(孝雄さんのお父さん)の署名も偽造した偽物であったことが明らかになっています。

 しかし、来年27万回化、2014年には30万回化を公約し、アメリカ、アジアをはじめ諸外国と成田空港のオープンスカイ(完全自由化)の協定を結び、成田空港拡張に日本の「新成長戦略」の帰趨をかけている民主党政権にとって何がなんでも「への字」解消と第3誘導路建設を実現しなければならないところに追い詰められています。正に、経済大国日本として抜き差しならない「国策」として。

 これを受けた司法、とりわけ千葉地裁は、この国策の一切がかけられたものとして農地法裁判、耕作権裁判を認識し、三権分立の建前をかなぐり捨て、今年内決着、来年結審、判決の強行で市東さんの農地を強奪する「国策裁判」を強行しようとしています。それが土地収用法が失効し、裁判所による強奪以外に道がない国の意志であり、しかも国際的なタイムリミットが迫っているという現実なのです。

 農地法裁判で多見谷裁判長は年内7回の証人調べを強行しようとして最初の4月でつまずく無様な姿を私たちの闘いによって晒しましたが、しかし、手を緩めてはいません。今回の耕作権裁判の白石裁判長も、多見谷に追随し、早期決着への意図を隠そうともしていません。

 三里塚をめぐる情勢、攻防は、裁判を土俵にぎりぎりとした重大な局面にあります。みなさん。傍聴に駆けつけてください。法廷の緊張感の中で、具体的に裁判所、空港会社を追い詰め活路を切り開こう。

 なお、法廷の前に傍聴券の配布がありますので、千葉地裁1階ロビーに改定40分前、9時50分までにお集まりください。

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