Fさん、今日中に奪還されます
先ほどFさん救援会のほうより連絡があり、担当していただいている弁護士の問い合わせに対して、弾圧した担当検事佐藤から、「新たな勾留延長請求の予定はない」との回答があったとの連絡がありました。勾留延長の期限が今日切れますので、今日中に釈放、奪還される見通しです。
昨日、大阪地裁で勾留理由開示公判が開かれ、25人の傍聴席しかない法廷だったため入りきれない人もでました。その中で、Fさんが元気な姿を現し、当初から拍手、激励の声が飛び交う法廷になりました。
位田、重村両弁護士による当然とも言える「拘留の理由がどこにあるのか」「どこが犯罪と言えるのか」という様々な厳しい追求の前に、担当裁判長は「捜査の中身に関わるので答えられない」と応じるのみで、傍聴席から失笑と被国席のFさんが吹き出す場面も。
30分の予定を1時間近くかけて終わりましたが、最後にはFさんと傍聴席最前列の私たちとががっしりと握手。何どもFさんが両手を上げて傍聴席のみなさんと交歓しました。
終わって弁護士会館で報告会が行われ、介護の仲間、反原発の関電包囲行動の仲間、映像関係の仲間、宝塚で一緒に農業をやっている仲間など多彩な人々が参加されており、あらためてFさんの交友関係の広さに驚かされました。
「若い裁判長が何も考えずに逮捕状や勾留延長に同意の判を押すことに対し、今日の傍聴闘争は考え直す機会を与えたのではないか」と重村弁護士が言われたのが印象に残りました。
とりあえず、Fさん。ご苦労様でした。こんな不埒な弾圧、介入を許さず、三里塚反対同盟とともに、福島につながり、支援の輪を広げていこう!
ご支援頂いたみなさん。ありがとうございました。
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