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2012年2月19日 (日)

学習会「放射能とたべもの」に参加して

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 昨日、大阪の弁天町で「三里塚産直野菜の会」が主催して、「放射能と原発 ― 知ろう、語ろう、行動しよう」シリーズの第2回学習会『放射能とたべもの』が開かれました。お話しは、心といのちをはぐくむ会、原発の危険性を考える宝塚の会世話人の井上保子さん(上写真)です。

 12218_2 井上さんは、原発による外部被曝と内部被曝、半減期の問題など基礎的なことから話しをはじめられました。

 その上で、水、牛肉、お茶、牛乳と次々と明らかになってきた放射能と食べものの話をされます。例えば、政府が牧草を使うなと言いながら、藁を放置していたことによって、肉牛に汚染が広がったことについて、肉牛(藁を主食)と乳牛(牧草と輸入飼料を主食)の食べるものさえ政府が知らなかった、分かっていないことが暴露されたことなどを紹介されました。

 全国から食品を取り寄せる活動をしている「はぐくむ会」として生産者と話す中から、消費者自身で調べようということになり、昨秋、簡易測定器(シンチレーター)を購入して、ご自身で山形のコメの生産者を訪れた話しをされました。たんぼや畑は大丈夫なのですが、気がついて家の隅にある雨どいで測ると、雪がたまって解けなかった跡が高い値が出てきたのです。12218_3 左写真で、シンチレーターが赤く表示していますが、これはバックグラウンドが1マイクロシーベルトを超えるとなるのです。全ての生産者の家で出たそうです。所によっては5ミリシーベルトも。思わず測定器を手放したと。

 給食の問題の厳しさを語られました。特に牛乳の。

 そしてこれから少なくとも30年、生産者と消費者が共通のものさしをもって、私たちがどこにいるのかをともに確認することの大切さを訴えられました。とりわけ、絶対に「福島をなかったこと」にしてはならないと。

 Img 最後に宝塚での行政(中川智子市長)とともに取り組んできている新しい測定器の購入や、議会での様子、そしてNPOでの自然エネルギーなどを含めた取り組みなどを話された上で、21年前に『放射線被曝の歴史』を著された直後に47歳の若さで病没された中川保雄先生の話しを紹介されながら、昨年秋、増補版として再版されたこの本をぜひ読んで欲しいと紹介されて話しを終えられました(『放射線被曝の歴史』中川保雄著 ㈱明石書店発行 2300円)。

 10人足らずのささやかな集まりだけに、お話の後、予定を超えて1時間半も質問や交流が行われ、三里塚での無農薬・有機栽培の生産の現状と放射能問題についても話題に登りました。

 なお、井上保子さんを講師に、2月22日(水)午前10時半~12時、神戸学生青年センター主催の『放射能と食べもの』シリーズ第2回『食べものを守ることがいのちをつなぐ』が開かれます(お問い合わせは、☎078-851-2760)。

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