1月23日(月) 耕作権裁判の口頭弁論です
不法耕作でっち上げ(耕作権)訴訟 第21回口頭弁論
【とき】 1月23日(月)午前10時半~(傍聴される方は、傍聴券配布のためこの40分前に千葉地裁1階ロビーにお集まりください。)
【ところ】 千葉地裁601号法廷
空港会社が2006年6月に、市東さんの農地の耕作権を解除することを成田市農業委員会に申請したときに、 市東さんが耕作している畑を間違い、右写真の畑(41-8)と耕してもいない畑(右41-9)を「借りている」畑だと特定したのです。そして右のCとAの左隣りは不法耕作だと断じて、市東さんの農地に係る裁判の中で最初に提訴してきました(2007年2月第1回口頭弁論)。
そもそも農地は長い歴史の中で耕作が進むことによって広がっていきます。法律でもそれを耕作権として認める規定があり、このようにNAAが分離して考えること自体が無知以外の何ものでもありません。
その上で、最近のこの裁判と、もう一つの行政訴訟・農地法裁判において畑(41-9)は市東さんの家では90年にわたって耕作した事実はなく、畑の南となりに住んでいた石橋政次さんが借りていたことが明らかになりました。
そしてNAAが提訴の最大の根拠とした「境界確認書」などの地主・藤﨑さんの署名と借地人・市東さん(孝雄さんのお父さん)の署名が偽造であったことが、同じ二つの法廷で明らかにされたのです。
もうこの裁判は直ちに門前払いにするべきなのです。ところが白石裁判長は、市東さんの農地を取り上げる国策裁判であることを自らの根拠にしてあわよくば早期結審に持ち込もうと乱暴な訴訟指揮を続けてきたのです。しかし、大前提となる行政訴訟・農地法裁判で、多見谷裁判長による早期結審策動が跳ね返されていることに規定され、前回はぐらぐらになっていました。今こそ、反対同盟・弁護団と一体となった傍聴席を埋め尽くした傍聴団の闘いで、白石裁判長の策動を粉砕しようではありませんか。
なお、裁判後の報告会のあと、「市東さんの農地取り上げに反対する会」の恒例の学習会があるようです。詳しくはわかりませんが、何時もなかなか役に立つ学習会です。残れる方は残られることをお薦めします。
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