ほんとに寒かった 関電包囲行動
ビル特有の強い風に時折混じる雪の中、関西電力本店前の包囲行動に参加してきました。思い思いのバナーや小さな布に思い思いの言葉を書いたものなど、関西電力本店前は今日も賑やかです。
4月から始まったこの「関電包囲行動」に追い詰められた関西電力はなんとこんな立て看を先日立ててきました
。寒さを防ぐのと休憩のために持ってきたテントを触るだけで警備員が「困ります」と飛んできます。昨年の9月11日以来140日を超えて今や反原発、脱原発のメッカとなった東京の経産省前の「経産省前テントひろば」にどれほど電力会社が消耗しているかを示す立て看です。24日、枝野経産相が、わざわざ定例記者会見でこの「テントひろば」の撤去命令を口にせざるを得ないほど消耗しているのです。
今日も天満署の刑事が難癖を付けにやってきました。委細構わず、延べ30人ほどの人々が、ほんとに寒い8時間の長丁場、道行く人々にビラを手渡し、私などはのんびり座り込んでいます。しかし、眺めれば眺めるほどこの関西電力の本店ビルの凄いこと(右写真)。「何が電力不足だ」「値上げだ」と思わずぼやきたくなります(値上げは東電か・・・)。
経産相前のテントひろばを枝野経産相の記者会見は破壊する意志を露にしています。断じて許せません。そんな暇があったら、福島の事態の正確な事実の公表と本当の意味での放射能除去の展望を明らかにしてみろ! 今も、放射能を空に、海に垂れ流し続けておきながら、そのことを問うている「テント」の住民にこの寒空に火を使うことを理由に撤去、破壊を行おうなどどうして許せるか。自分の仕事をしてから言うならともかく、やるべきこともできずに市民の声を封じるためのそんな暴挙が許せるはずもない。その上、デタラメな「ストレステスト」を口実に大飯原発をはじめとした原発の再稼働を狙うなどとんでもないことだ。
みなさん。関電包囲行動に参加しよう。そして東京の「経産省前テントひろば」を守ろう!
2月の関電包囲行動は関西電力本店前に、7日(火)、21日(火)、29日(水)で、いずれも午前11時から午後7時。あなたの来れる時間においでください。1時間でも30分でも結構です。子どもたちの未来のためにともに頑張りましょう。
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