関実 2012年団結旗開き
昨日、関西実行委員会の「2012年団結旗開き」が、安藤事務局次長の司会で70名弱が参加し開かれました。
昨年末亡くなられた加辺永吉前関実事務局長、先日急逝された三里塚反対同盟の鈴木謙太郎さんの遺影が正面左手に飾られています。
先ず全員お二人のご冥福を祈って黙祷が行われました。最初に松原事務局次長から加辺さんへの弔意が語られました。続いて三里塚反対同盟を代表して萩原富夫さんからの挨拶と報告です。富夫さんは謙太郎さんが6日に倒れてから7日に亡くなられるまでの経緯を紹介された上で、「謙太郎さんを失ったことは大きい」と語られるとともに、残されたご家族への想いを語られました。そして、「代わりにはならないけれど頑張ります」と決意を語られました。
沖縄から「市東さんの農地を守る沖縄の会」のメッセージが寄せられていることが司会の安藤さんから紹介されました。
関西実行委員会代表世話人の永井満さんから加辺さんと鈴木さんへの想いをこめた弔意が述べられました。その上で永井さんは「いつまでもくよくよしているわけにはいかない」。反対同盟の沖縄・福島への取り組みと共に、「関実の旗を高々とかかげて闘っていきたい」「今年、悔いのない闘いをやっていこう」と年頭の檄を発せられました。
この日体調を崩して休まれた山本世話人に代わって、 同じ東灘区住民の会の白石世話人が乾杯の音頭です。そして部落解放同盟全国連合会の滝岡中執と被災地雇用と生活要求者組合の長谷川代表からご挨拶がありました。
反対同盟とともに福島への支援活動を続けている古河さんの取り組みの訴えにあわせて、この取り組みへのカンパが会場で集められ、古河さんに手渡されました。
あとは吉岡高槻医療福祉労組委員長や風をおこす女の会のみなさんの「出し物」などを交え、いろいろな闘いの報告と年頭の想いが次々と語られました。
和やかな雰囲気の中で、2012年、市東さんの農地を守る決戦の年として闘い抜く決意がうち固められました。
最後に反対同盟歌とインターナショナルを全員で合唱し、安藤さんの音頭で一本締めで終えました(最初の写真)。
お酒やおつまみの差し入れなどをいただいた皆さん。ありがとうございました。
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