今週の産直野菜(12月12日)
今週の産直野菜が先ほど三里塚から届きました。やったぞ!ベイビー! 心配していた白菜が届きました。今日は一発目の「忘年会」があるので、明日は鍋にしよう・・・。市東さんのところも全滅かと言われていたのですが半分は持ち直したとか。この2日間、千葉にいたのですが霜が降りて寒かった。これで白菜はじめ野菜たちも、いつもの状態に戻ってくれるといいのですが。
届いたのは、じゃがいも、ゆず、人参、里芋、白菜、チンゲンサイ、ほうれん草、かぶ、長ネギ、ごぼう、大根の11品目です。2日間もクロネコさんに預かってもらったので心配したのですが、ふた近くにあったほうれん草が少し萎れているだけで、大丈夫。今、水に浸けてやって蘇生させています。これで、この1週間は傷みもせず大丈夫でしょう。しかし、白菜がでっかいなあ。芋掘り大会の時に、白菜が背が高く大きく広げて育っていたので、こいつはでっかくなるだろうなとは思っていたのですが、やっぱり・・・。
10日は「市東さんの会」のシンポジウム。これについては写真や録音を整理して明日ご報告します。翌日、レンタカーを借りて、久しぶりに萩原さん、市東さん、北原さん、鈴木さんのそれぞれをご訪問ししばらく歓談させていただきました。その上で、前日映像を見て気になっていた第3誘導路の工事の進捗状況と、鈴木さんのところでお聞きした岩山記念館周辺の変わりようを見に現地調査してきました。
第3誘導路の工事はかなり進んでいます。市東さんのお話しでは、思ったより工事の振動や騒音はないようですが、これから上物を作る段階でどうなるだろうかと懸念をはなしておられました。右上写真の右手上の隅に現闘本部の跡地の木々が見えます。 左手の2本の筒状のものが小見川県道のトンエル部分の上を通る誘導路の基礎工事、手前の鉄骨が誘導路の補強のためでしょうか? 盛土があっちこっちにあるのですが、誘導路の高さを空港の高さに揃えるためのものでしょうか?
鈴木さんのところでは、ちょうどお餅をご家族総出で朝から一日中ついておられるとか。つきたての美味しいお餅を腹いっぱいいただきました。そこで岩山記念館の変わりようを教えていただいたので、その足で岩山記念館に向かいました。左上写真が記念館ですが、鬱蒼とした森の中にあるという雰囲気の記念館でしたが、この部分の藪が残されているだけで、当たり一体の木々や笹、藪、全てがきれいに刈り取られ、フェンスで囲まれてその中で連日工事が続けられているそうです。 この日は、日曜でしたので人影はありませんでしたが。
右写真が記念館屋上から滑走路を眺めた写真ですが、4000メートルを使えるようにするために滑走路南端の誘導灯が新たに完成し、その手前にさらに誘導灯を作っているのでしょうか鉄骨が組み上げられています。気になるのは記念館周辺が完全に平地に舗装され(写真の位置だけでなく反対側も)、工事車両が出入りできるためか大きな門が3つも(写真はそのうちの2つ)作られています。谷も埋められ、かって産土さんがあったうっそうとした辺りが見る影もありません。
この周辺にはこの記念館をはじめ、現闘本部同様に成田治安法がかけられたままの野戦病院、蜂起派の団結小屋があります。 「空港完成」を何とか仕上げたい空港会社と国が、熱田派の一坪共有地を裁判で取り上げようと進めているのと一体で、この成田治安法がかかったところを強奪し、市東さんと東峰部落住民、そして反対同盟に孤立感を強制しようとしているのでしょうか。
そんな姑息な攻撃でたじろぐ反対同盟でも、三里塚闘争でもありません。46年にわたる三里塚闘争の重みと、航空政策が破綻し追い詰められた国、国交省、空港会社の悪あがきでしかないことをあらためて確認しました。新しい年を市東さんの農地を守る決定的な年にしなければとの思いを深め現地をあとにしました。
帰りには経産省前の反原発の拠点となっているテントを訪問しましたが、すでにその日のデモと、経産省包囲の行動も終わって、たくさんの人たちが暗闇の中で歓談しておられました。場所を変えて交流しておられたみなさんに少し交流し、挨拶をして帰途につきました。
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