11日、団結街道裁判の傍聴を
明後日の10・9全国総決起集会に向けて態勢を作っておられるみなさんへ。その2日後、団結街道封鎖解除を求める裁判の口頭弁論が開かれます。現地闘争と一体の闘いとして傍聴席を一杯にして反対同盟とともに踏ん張りましょう。
団結街道の廃道化差止めと封鎖解除を求める裁判
【とき】 10月11日(火)午前10時半
【ところ】 千葉地裁601号法廷
傍聴券配布の関係で、開廷40分前までに千葉地裁1階ロビーにお集まりください。
この団結街道の解除をめぐる裁判は、昨年11月から始まってすでに4回の口頭弁論が開かれています。ところが、そこで今だに反対同盟に訴える権利があるかどうか、原告不適格かどうか、裁判の入口をめぐって争われています。成田市側、空港会社側代理人の主張自体許せないことですが、この論議に決着を付け、裁判を進めようとしない千葉地裁裁判長の姿勢も断じて許されません。
この間、東京高裁の5・20反動判決、あるいは行政訴訟・農地法裁判の多見谷裁判長、鈴木さん一坪共有地裁判の仲戸川裁判長の早期結審策動に見られるように、裁判所・司法は、国の成田空港完成・拡張の追い詰められた「国策」強行に軌を一にして、法理をかなぐり捨て、国家意志強制の機関となって三里塚に、三里塚闘争に襲いかかろうとしています。この意味からも裁判闘争は、今や三里塚現地闘争と一体の闘いであり、ひとつとしてその口頭弁論の場はゆるがせにできません。
市東さんにとって生活と営農のなくてはならない道であり、地域にとって江戸時代以来の生活道路である道を、「空港」「第3誘導路」を理由に、それも「第3誘導路」計画が国交省によって認可される以前に、成田市が廃道を議会で決議すること自体が不法・不当であり、空港会社が封鎖することなど許されるものではありません。その上、市東さんや反対同盟に「原告資格がない」とは何という言い草か! 「国策」であればなんでも許されるとでもいうのか!
今、国は、福島原発の事故の現状について何一つ解明されないまま、停止されている原発の再稼働にむけ大きく梶を切ろうとしています。「国策」だからと、こんな理不尽が許されるはずもありません。大きなうねりが、9・19明治公園の6万人を先頭に開始されています。三里塚においてこそ、この「国策」をかかげ、裁判所がその尖兵となる事態を断じて許してはなりません。
10・9全国闘争の爆発のうねりを、直ちに、10・11団結街道裁判に、そして10・18行政訴訟・農地法裁判に、10・24耕作権裁判につないでいこうではありませんか。まずは10・11千葉地裁へ!
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