「命のメッセージ 希望」
たんぽぽ社のホームページの映像で「JIMネット」の事務局長、佐藤真紀さんの話しを聞いていて、「命のメッセージ 希望」という写真エッセイ集が出版されるのを知りました。2011年9月11日出版です。それが今日届きました(右写真)。「JIMネット」代表の鎌田實さんの文章と佐藤真紀さんの写真で、東日本大震災の被災地への想いと、最後にイラクの子どもたちへの想いが綴られています。
気持ちが和むことができました。詳しいことは読んでみてください。今、私たちひとりひとりが、どういう立ち位置に佇むのかが問われているのではないでしょうか。こんなことを想いながら読ませていただきました。
一昨日、10日は、宝塚教会で開かれた「さよなら原発! 9・10阪神集会」に参加しました。会場いっぱいの100人近い人が参加され、元京都大学原子炉実験所講師の小林圭二さんのお話しを聞きました。軽水炉の原子力発電の原理から、福島事故の経緯と見通しなどについてわかりやすく話されました。印象的だったのは、「子どもたちをつれたお母さんたちが立ち上がっている」と強調された上で、「外に出ていくこと」「デモに参加することが今本当に大事です」と訴えられたことです。
10日の夜は、神戸空港の中止を求める市民の会の例会で、ETVがこの8月14日に再放送した「私にとっての『3・11』 『フクシマを歩いて』」という作家の徐京植(ソ・キョンシク)さんの語りを中心にした映像をみなさんで見ました。
徐さんは「根こぎにされている」と被災者を語り、酪農家で自殺をされた方への想いを語りながら、ひとりひとりが彼の命を自ら絶った想いを受け止められるかだと指摘されました。
昨日は、神戸のメリケンパークで開かれた「さようなら原発 9・11神戸アクション」に参加しました。めっちゃ暑かったです。それでも、全部で1000人くらいは来ておられたのではないでしょうか。なにしろ一日中のイベントでしたから。夕方、神戸市の中心部へのデモには400人を超す人が参加され、道行く人々に語りかけていました。
ただ、今日、「福島・未来塾すばる」ブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/fukushima_apple/MYBLOG/yblog.htmlの昨日の記事を読んでいて、この「神戸アクション」の主催者の準備の論議で、いったんお願いしていた「福島の梨」を断ったということを知り、本当に残念だと思いました。一人ひとりが、今、放射能「死の灰」にどう向き合うかは、いろいろな想いがあるとは思います。しかし、大事なことは、徐さんの指摘にもあるように、先ず私たちが、福島の人々に、福島の事故にどう向き合うかではないのでしょうか。ほんとに残念です。この行動に賛同した参加者の一人として、悲しく、お詫びしたい気持ちでいっぱいです。
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