関実 『実行委ニュース』第136号 発行
市東さんの農地をめぐった攻防が新たな段階を迎えた今、9・18三里塚関西集会と10・9三里塚全国総決起集会が決定的に重要になっています。それにむけて、直ちにみなさんの周りで準備を始めてください。
関実では、9・18、10・9に向け、『実行委ニュース 第136号』を9月1日に発行いたしました。賛同会員のみなさんなどにはもう届いている頃と思います。
巻頭が、永井満関実代表世話人の「今こそ、市東さんの農地を守るために起とう」です。
見開きには、三里塚反対同盟による天神峰現闘本部解体・強制撤去に対する「弾劾声明」(8月7日発)。
8月6日の報告が2つ。一つは「裁判所が『証拠隠滅』の先頭に」(関実事務局)、今一つが「8・6ヒロシマ ヘドが出るような地獄絵図」(岩﨑晶子)
そして「早期結審策動をはね返したぞ」(松原事務局次長)です。
これを武器に、9・18中央会館へ、そして10・9三里塚へ起とう!
天神峰現闘本部の解体・強制撤去の暴挙を許さない!
今こそ、市東さんの農地を守るために起とう
― 永井満 関西実行委員会代表世話人
「NAA及び国家権力が一体となって強行した現闘本部破壊の暴挙を弾劾し、共に勝利するまで闘うことを誓う」
これはこの8月6日早朝、NAA及び国家権力が天神峰現闘本部の破壊を強行したとの一報を受け、私が反対同盟北原事務局長に送った激励電報である。北原さんからはほどなく丁寧な、しかし闘う決意に満ちた電話を頂戴し、感動を覚えた。
その電話の中で北原さんは反対同盟がこの卑劣な攻撃に屈することなく断固闘い抜くことを力強く宣言された。反対同盟は不滅である、とも。
多くの仲間が、8・6ヒロシマに結集しているその隙に、しかも早朝否、深夜3時に彼らは強盗のごとく現闘本部に襲いかかり、破壊を強行した。
この事あるは、あの5月20日、東京高裁井上裁判長が、同盟が要求した証人尋問、現地調査をことごとく却下し、仮執行付きの反動判決を下した時に予測されたことではあった。しかもあの日、高裁に申し入れを行い、その回答を求めて16階の高裁事務所前の廊下で回答を待っていた人々50名に機動隊が襲い掛かり、「不退去罪」で逮捕拘留するという断じて許せぬ暴挙を行なった。中には共に90歳を前後される反対同盟北原事務局長、わが関実の山本世話人はじめ、同名のみなさんや「障害者」のみなさんたちが大勢いたのだ。
同盟の正当性・正犠牲ある弁論の前に何等反論できない国・裁判所がこうした暴力によって同盟と闘う仲間を脅し屈服させようとの意図が明白な「事件」である。「公共事業」を錦の御旗に問答無用と力づくで強行されてきた「成田空港」の暴虐は今も全くかわらない。
反対同盟とその旗の下に結集する仲間は四十有余年この理不尽な暴虐と闘い続けてきたのだ。
次なる彼らの攻撃の目標は市東さんの畑である。闘いの人であった父東市さんの遺志を受け継ぎ、断固として闘う市東孝雄さんの農地を守り抜く闘いを反対同盟と共に闘おう。
その決意を撃ち固める9・18三里塚関西集会に総結集されんことを願う。そして10・9三里塚現地へ全力で集まろう。
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