昨日、産直野菜(8月20日)
昨夜、三里塚から産直野菜が届きました。この時期には珍しい大きい箱だったのでびっくり。そして持つと重たいので2度、びっくり。
夏野菜は今年はダメかもと聞いていたので心配していただけに驚きました。
枝豆、玉ねぎ、じゃがいも、ミニトマト、ししとう、ゴーヤ、きゅうり、にんにく、なす、モロヘイヤ、ピーマン、オクラとなんと12品です。
8月5日、市東さんのところで収穫を手伝った時には、モロヘイヤは虫食いがひどく、オクラもなすびも出来ていませんでした。この2週間に大いに育ってくれ、しかも虫の被害が少なかったのが歴然。よかった。よかった。何より、待ちに待った枝豆。早速ゆがいて酒の肴に。綺麗で美味しい。ついつい飲みすぎました。(そのためブログが遅れました・・・。)
「野菜だより」に被災地の福島からの便りが紹介されていますので転載します。(5日の出荷作業のあとで、私もいろいろ届いているお便りを見せていただきましたが、そのごく一部です。)
―― 農家の心情、当時の状況を、国や県は理解もしなければ分かってもいない。震災と原発事故で物流が滞り、何も入ってこない。かわいいベコが腹をすかせて「モー、モー」って鳴く。国や県に指摘されるまでもなく、放射能で汚染されているかもしれないと分かっていても、水やわらを与えざるをえなかったんです。牛たちが被曝するということは、稲わらの埃を吸う畜産農家自身も、内部被曝を覚悟しなけりゃいけないんです。(いわき市の酪農家Sさん) ――
―― もう4ヶ月も経ちますが、南相馬市の復興は他の市町村に比べて進んでいません。秋まで本当に緊急時避難区域は解除になるでしょうか。子どもたちとその親たちは、放射線量の値が心配で、町を離れています。私たち年寄りばかりの町になってしまうのでしょうか。贅沢は言いません。一つ屋根の下で、家族が一緒に生活したいのです。もう少し皆様方の力を貸してください。私たちも頑張ります。(南相馬市Oさん) ――
また「野菜だより」には、千葉県の7月、2度にわたる検査で「茶葉」をのぞいて、成田市を含むいろいろな市町村のいろいろな野菜で、放射能が検出されなかったことが報告されています。私たち関西産直の会でも会員のDさんから、勤め先の病院で三里塚からの産直野菜を検査をしてもらい、「検査器の針がぴくりとも動かなかった」と報告がありました。様子を見るために中断していた地域での「野菜市」を再開されるそうです。
激しい、不当な攻撃がかけられ闘っておられる中で、市東さん、萩原さん、鈴木さんたちは、必死で無農薬栽培、有機農法で野菜作りを励んでおられます。ともに踏ん張りましょう。
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