8・6ヒロシマ 平和の夕べ ご案内
8・6ヒロシマ、8・9ナガサキがあと2週間、3・11フクシマからすでに5ヶ月を経ようとしています。呼び掛けられている「8・6ヒロシマ ~平和の夕べ~」のご案内を掲載いたします(「11.8.6平和の夕べチラシ.pdf」をダウンロード )。(最初の写真は、昨年8月7日、「被爆電車・平和学習」の折のスナップです。)
8・6ヒロシマ -平和の夕べ-
【ところ】広島YWCA・国際文化ホール(広島市中区八丁堀7-11、☎082-227-6816)
【主催】8・6ヒロシマ 平和の夕べ実行委員会
-ヒロシマの継承と連帯を考える-
インタビュアー・河野美代子(産婦人科医、広島被爆二世)
【リレートーク】草薙順一(弁護士)/小林圭二(元京都大学原子炉実験所講師)
【歌】早苗NENE
【参加費】 1000円
被爆電車・平和学習
【とき】8月7日(日)午前11時 JR広島駅南口噴水前集合
11:30~ 電車出発/13:00~ 平和記念資料館東館地下会議室(2)
【講師】米澤鐵志さん(電車内被爆者)
【参加費】500円
【チラシの案内より】
君は明日生きるか
私たちは、これまで三回にわたり、暑い広島の夏、8月6日に集まってまいりました。08年は、電車内被爆者の米澤鐵志さんの話しを聞きました。09年は広島被爆二世、産婦人科医の河野美代子さんが戦後広島を生きてきた、その思いを話しました。そして韓国併合100年目の昨年は、作家・高史明さんの、仏教哲学に基づいた壮大なお話を聞きました。
戦後、被爆から66周年。短くないときが刻まれましたが、核兵器と原発はいまも作りだ出されています。そして私たちは、3月11日の東日本大震災と福島第一原発による被災と被曝という緊迫したなかで、今年の8月6日にとりくみます。
四回目の平和集会を企画するにあたって私たちは論議してまいりました。核廃絶という広島、長崎、世界のすべての被爆者・被曝者の願いに、いまだその道筋は見つかっていません。世界に向けて、ねばり強く訴え続けてきた被爆者は高齢となり、力尽きようとしています。
いま一度、被爆の原点に立って核廃絶の道を見つけたい。そして、『はだしのゲン』に行き当ったのです。私たちがむさぼるように読んだ『はだしのゲン』は英語、フランス語、韓国語など全14か国語に翻訳され世界中に飛び立っています。映画、アニメ、テレビドラマにもなりました。その作者、中沢啓治さんは肺がんで一時は危篤状態になり、ICUで治療を受けました。そして奇跡的に体力を取り戻されています。
命の大地が原爆により粉々にされ、ゲンは涙を流し、怒りつづけながら、焼け野原をたくましく生きてきました。ゲンは中沢啓治さんその人として、今日まで生き続け、「君は明日生きるか」という問いに答えています。ゲンは今年8月6日、ヒロシマで、戦争と核兵器のない大地を示そうとしています。みなさん、ゲンの、命の大地の声を聴きましょう。
2011年3月28日 スリーマイル島原発事故32周年の日に
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