今週の産直野菜(7月30日)
昨夜、三里塚現地から産直野菜がとどきました。モロヘイヤがやっと届きましたが、オクラはおやすみ。なすびも小さめが2本。それににんにく、ピーマン、玉ねぎ、にんじん、きゅうり、瓜、とうもろこしと9品です。
「野菜だより」によれば、今年は「猛暑が一転、梅雨に逆戻りしたような天気」とか。「ケースの中身はさらに少なくなります」と・・・。さみしい・・・。
野菜が遅くなったのは、早朝から「神戸空港の中止を求める市民の会」の第13回海洋環境調査に出かけたからです。
昨年から作業船として使う条件が厳しくなり、やむなく今年は2隻に分乗して15人で実施。写真の清心丸は、中心の海底の泥採りとベントス(生き物)の採取、そして透明板による透明度の測定。もう1隻の仁嬰丸で、海中の塩分やDO、水温などをクロロテックという機械で自動測定、そして海水を採取してプランクトンやチッソ、リンなどの測定をやりました。
調査は、左図にあるように下げ潮(東流)に乗って、明石海峡大橋の近くの垂水の沖合から淀川河口近くまでの10箇所。 ほとんどのものが協力してくれた京都学園大学の研究室にもって帰ってコンピューターなどで測定するため、今、直ちにわかっているのは透明度だけ。①地点、6.0m、②6.5m、③5.8m、④4.8m、⑤2.0m 黒ずむ、⑥1.5m 真っ黒、⑦1.0m 黒(赤緑色)、⑧1.0m 硫黄の臭い、⑨1.0m、⑩1.2m。神戸空港を挟んで西と東で明らかに違います。東は、潮の流れが完全に滞留しています。透明度1.0mというのはほとんど見えていないのと同じです。
私の船では、前夜盛り上がりすぎて屈強の若い学生君2人がダウン。最近はカメラを持ってウロウロするのが仕事の私がやむなく水の採取の手伝いに。表面、3m、5m、10m、15m、そして海底と採取される水を受け取って小さなプラスチックの容器4本(深いところでは2本)に入れてしっかりキャップを締めていきます。泥取りのような力仕事とは違いますが、これが結構大変。腰に来るわ、海水に濡れてびしょびしょになりながら船の揺れに抵抗。さすがに疲れました。雲があり、日照りが強くなくてたすかりました。おかげで、写真は、最初の垂水でのスナップだけです。
全行程は6時間。あ~しんど。参加されたみなさん。ご苦労様でした。
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