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2011年7月 3日 (日)

新聞記事 2題

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 上は今朝の朝日新聞の「ザ・コラム」の記事の一部です。クリックしていただければ大きくなって読めます。また「11.7.3asahi.pdf」をダウンロード で印刷していただければ出てきます。原発ゴミ(高レベル放射性廃棄物)の問題に触れたいい記事です。すでに日本では、この原発ゴミが、青森県六ヶ所の核燃料再処理施設をはじめ全国の原発に膨大に貯蔵されています。この処理(無害な状態になる)には1万年とも100万年とも言われる保存を必要としています。記事を引用しますと「2009年、米原子力規制委員会(NRC)はネバダ州に計画されている高レベル放射性廃棄物最終処分場について、1万年ではなく100万年後の放射線レベルまで考慮する方針を示した。100万年といえば、原人ピテカントロプスの時代だ」と。地震国日本では、このゴミを保管する最終処分場を地下300メートルに埋めるという計画を政府は考えていますが、当然にも応じる地域は今のところありません。先日、当ブログでも日米両政府がモンゴルにこの原発ゴミを輸出するとんでもない話しが出ていることを報じましたが(http://kanjitsu-sanrizuka.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-204b.html)、このことは人間が放射能を作ることはできても、一旦出来た放射能をどうすることもできないという恐ろしい現実を突きつけています。

 この問題についての各地の取り組みや国の動きを含めて『原発ゴミは「負の遺産」』(2009年 創史社刊 西尾漠・末田一秀編著)に詳しいですので一度ご覧ください。

 1172 もう一つは昨日のこれも朝日新聞の記事というか写真です(右写真)。福島原発の4号機の燃料プールが、放水で冷やしても今も85℃で湯気を出しているというものです。ご存知のように4号炉は3月11日にたまたま定期検査中であったため原子炉は動いてなく、燃料棒も使用済み燃料とともにこの燃料プールにあったのです。しかし、冷却ができないために崩壊熱で水素爆発を起こし建屋が吹っ飛びました。1~3号炉は、漏れているとかの問題があるにしろ頑丈な原子炉容器の中の問題です。ところが、この4号炉の問題は、完全に開放系のなかにあって、放射能を空中に放出し続けています。放射能の崩壊はこれから数十年続きます。膨大な量の燃料棒が貯蔵されていますから、その間に、冷却などの問題でミスが起これば、再び爆発、メルトダウンという恐れがあります。ひとたびここで爆発が起これば、開放系のため手の打ちようがなくなり、誰も近づけない恐れがあるといいます。そうすれば、1号炉から3号炉にも近づけなくなり、第1原発全体が管理できない恐れがでてきます。それは、チェルノブイリとは比較にならない事態を生み、日本中、いや世界中に惨禍を招くことは確実です。こうした事態が起こらないことを祈ることしかできません。

 この7月17日、こうした問題に詳しい元京都大学原子炉実験所助教授の海老澤徹さんの講演があります。どうですか?

「核の平和利用」という幻想~フクシマを通して見えてきたもの~

【講師】海老澤徹さん(元京都大学原子炉実験所助教授/【とき】7月17日(日)13:30~/【ところ】神戸市勤労会館308号室/【資料代】500円/【主催】「ききたい つなげたい8・6ヒロシマを」実行委員会

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