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2011年6月 6日 (月)

第3誘導路建設が進む現場に怒り

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 一昨日、三里塚現地で開かれた三里塚産直の会の「産地交流」に参加し、現地に泊まって、この機会に初めて現地を訪れた被災地労働者企業組合のMさんを案内し、この一ヶ月福島の被災地で頑張っているカメラマンのFさんの応援を受けて、7か月ぶりの現地調査を行いました。昨年、団結街道と第3誘導路をめぐる攻防のために作られた市東さん宅前の監視台に上がって驚くと共に、怒りがこみ上げてきました。

 最初の写真は、監視台西側の小見川県道のトンネル延長の工事と第3誘導路がそれをまたいで渡るための基礎工事が行われていてまったく様変わりしていました。1165_2 写真左側にある空港の変電所はフェンスで囲まれ、駐車場が無くなってすでに使われていないで撤去を待っている状況でした。さらに驚いたのが、右写真にある団結街道周辺です。先日の5・20反動判決で仮執行宣言がつけられた天神峰現闘本部の周りと市東さんの南台の畑の周りのフェンス、そして空港側のフェンスを除いて、幾つもあったフェンスがすべて取り除かれ、写真左側奥の倉庫群の手前には大量の盛り土が運び込まれ、その手前ではユンボやトラクターが何かをしています(といってもこの日は日曜ですので、人影はなく動きはありませんが)。

 1165_3 あらためて怒りとともに、「第3誘導路建設阻止」の決意がわいてきます。 と言っても、この日、南台の畑、東峰神社、開拓道路(左写真)、東峰墓地、そして東峰の森を回って、空港ど真ん中の横堀の鉄塔(右写真)、そして岩山鉄塔跡と回り、市東孝雄さん、萩原進さんご夫婦、鈴木さんご夫婦と交流させていただいて、1165_6 三里塚闘争45年、成田空港の破たんと三里塚闘争が勝利してきた現実を改めて確認できた現地調査でした。

 左下の写真が、すぐに何かがお分かりになる方は、相当現地にお詳しいですね。言わずと知れた、東峰神社の立木が完全に空港敷地に姿を現している写真です。1165_7 この立木の影響で、すでに滑走路は数メートル短くなってしまっています。島村さん宅の前にある巨木の立木とともに、南側から暫定滑走路に着陸する航空機のパイロットにはとんでもない妨害物に見えているはずです。事実、この滑走路では着陸失敗で再上昇する航空機を一日に何度も見ることがあります。最初の頃は、「なんで?」と思ったのですが、最近ではそれを見ると思わず腹を抱えて笑ってしまいます。今では、この立木たちの成長を見るために市東さん宅前の畑の東側にある古い監視台に上がるのが、ほんとうに楽しみになっています。南に延長して3500メートル化など、「夢のまた夢」。本当に破たんした空港です。

 1165_8 右写真は、農作業に出られる前に私たちのためにニンジンを収穫してくださる市東孝雄さんです。

 5・20反動判決と弾圧によって現地は本当に忙しくなっています。なにより現地支援の多くが拘留され続けているのですから。この日も、日曜日でしたが、市東さんの所では支援の応援も入り農作業。鈴木さんも、畑にでてサツマイモのマルチ張りをされてから私たちを迎えてくださいました。そして今週9日には、鈴木さんの一坪裁判があり、17日には、第3誘導路差し止め訴訟、27日には耕作権裁判が。しかし、反対同盟のみなさんは動ずることもなく、22日、23日には総力で沖縄に向かわれ、「三里塚の今を考える沖縄集会」を「市東さんの農地を守る沖縄の会」とともに主催されます。みなさん。第3誘導路建設を阻止し、市東さんの農地を守るために全力で闘いましょう!

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