のんびりと産地交流 (6月4日)
6月4日、ジャガイモ掘りを中心にした三里塚産直の会主催の「産地交流」が、気持ちのいい晴天の中、開かれました。久しぶりの暑さに少し疲れましたが・・・。
午前10時半すぎに萩原進さん宅に集合。運動会や行事が重なり、日曜から土曜にシフトしたためか、私が参加して初めて40人程度と少なかったですが、萩原進さんによると「初めのころは、こんな程度だった」とか。恒例の畑の案内を萩原富夫さんがマイクを持ってされる。進さんや市東さん、鈴木さんが一緒に動きながら、それぞれに消費者のみなさんの質問に答えておられます。
説明の途中で、収穫が終わったラディッシュの畑で、大きめになっているラディッシュを採ってもいいよということで、子どもたちが走り出す(左写真)。畑の南側の土手で、子どもたちが卵を発見。富夫さんの話しでは、前日草を刈ったので出てきたとのことで、キジの巣のようで、むき出しになって親鳥がどこかに?育ちかけのニンジン畑で、子どもたちにぬいてもいいよと。一人が3~5本を抜いていく。柔らかいので、後で、洗った生をかじって「美味しい~」と男の子。
それから移動して清水の畑へ。早速、ジャガ芋ほりです(最初の写真)。ほとんどの皆さんは車で来られているので、でっかい運ぶための手押し車を用意された方も。家族みんなが大きな袋を抱えて、1キロ150円で即売。新幹線で帰る私も、3キロ、450円。
さあ、お待ちかねの食事。同盟や支援の皆さんが、野菜の具だくさんの味噌汁、肉じゃが、サラダ、漬物と、この弾圧で人がいない中、驚くほどの準備に、感激。 食事が終わって、子どもたちは疲れを知らず、林の中を走り回ります。
ひと段落してから、富夫さんの司会で、交流会。まず生産者のみなさんが、市東孝雄さん、鈴木謙太郎さん、加代子さん、そして進さんが話されました。そのあとほとんどの参加者から感想や野菜への想いが、語られます。あるいはTPPについての訴え。また福島の原発事故による放射能の問題にどうしても行きます。
最後に進さんがまとめて、この日の一日を終えました。私たちは、生産者のみなさんと支援の打ち上げ会に参加させていただいて、お開き。
あらためて産直運動、無農薬有機栽培の農業の大切さを考える貴重なひと時になりました。同時に、この厳しい弾圧下で、これだけの企画を一日かけて行われた反対同盟、生産者のみなさんの熱い想いを思わざるを得ませんでした。時間があったこともあって、いつもの集会と違う萩原進さんのこの間の問題、とりわけ放射能をめぐる想いについてじっくりと聞くことができたことは、非常に貴重なことだったと思います。ありがとうございました。次は10月の、サツマイモ掘りです。みなさん。いかがですか。
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