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2011年6月30日 (木)

6・22三里塚の今を考える沖縄集会での萩原進さんの挨拶

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 先程もでましたけれども、鈴木さんなんてのは、オヤジさんとつれあいと20歳になる娘、3人一度にもっていかれたんですよね。この間、20日に。ここにも90何歳になる山本先生もおられますが、 上は90何歳から20歳の娘まで50人きれいにもっていかれる。 これは何かと言ったら、先ほどちょっと出ましたけれども、3月11日の震災をもって、今の社会とか政治とかが一変しちゃった。それが、とりわけ霞ヶ関において顕著に現れてきている。

 11622_7 あの日もちょうど福島から、おっかさん、おとっさんが、子どものために文科省、もとの文部省に入って、 校庭の(放射能を20)デシベルまで下げられちゃって、こんなもんじゃしょうがないと庁舎内にすわりこんで抗議行動をしていたんですね。街頭では福島の人たちが支援運動を呼びかけている。

  そういう騒然とする中で東京高裁で60人余が立てこもるみたいな、そして裁判所そのものに「こんなもの裁判じゃない。我々こそが正しいんだ」とやっていて、「これじゃあしょうがない」と公安が先走って、思考能力無くなちゃって50名全員を逮捕する。なによりも、こんな姿を他に見せたくないと、福島の人たちとこういうのがつながりを持たれたら困ると、あるいは被災者の人たちにこの問題が明らかになったら困る。なんとしてもあの中の問題としてだけで済ましたい。

 11622_8  ですから50名が逮捕されてね、高裁であの日逮捕されてね、ほんのちっちゃいベタ記事しか載らない。裁判でああいうような事件というのはないですからね。90何歳のひとから20歳の人まで一気に逮捕されて、いろんな職種の人もいるわけですから。ほんとなら大きなニュースですよ。だけどニュースとして出せない。いかに三里塚を恐れているか。あるいは、三里塚の問題と、福島や被災地の人たちの怒りが手をつないだら困る。その表れが出てきたんですよ。

 今日の沖縄集会にしても、自分たちは沖縄の闘いが勝利するには、ひとつの大きな柱は本土における闘いが不十分だ、本土の闘いが爆発しなければ沖縄の闘いも勝利できないんだと、ということで誰が本土の中で旗を振るんだということで、何十年悩んできたわけですよ。 三里塚の闘いも、砂川や、北富士とか、あるいは茨城の百里、そして沖縄の人たちの指導を受けて、40年闘い抜いてこれたんですよ。そういう闘いがここでもう一度必要なんだ。

 11622_9 今、沖縄が置かれている大きな政治問題、社会問題、沖縄の人たちが生きる生活の問題も含めて、三里塚も、沖縄も、福島の人たちも同じじゃないのか。根は同じじゃないのか。基地も原子力も空港も根は同じじゃないのか。そして怒りは同じじゃないのか。ということをここではっきりさせて、共に手を携えて、怒りを共にして、闘おうじゃないか。

  震災の前からこの集会は考え準備されてきた。そこへ突然、3月11日、震災という形で出てきたわけです。我々は、あるいは福島の人たちは非常な苦境に立たされている。自分たちは、ここで肩を叩きあって、傷を舐め合って、「たすけあい運動」で済ませては絶対にダメですよ。自分も福島に行ってきました。言葉にでませんよ。どういう言葉をかけたらいいのか。「頑張ってください」とかなんとか、とんでもない話です。「自分たちは頑張ってんだ。どうやってこれ以上頑張るんだ」と、そういう言葉が返ってくるんじゃないのかと。ひしひしと来るわけですよ。写真1枚だって撮れないんですよ。やっぱり涙が出る。被災地で、話をしてやはり我々と敵は同じだと。そのことを我々は頭を垂れて見逃したら、また頭を押さえつけられて同じ目に合う。だったらそういうのを一緒に闘って倒さなきゃあダメなんだ。一緒に闘いましょう。そして一緒に生活しながら手を携えて進んでいきましょうという話をしてきたんですね。

 11622_11 ですから沖縄の人たちとも、歴史的には我々も非常に加担者としてあって、不安があったんです。だけれども、今こそ我々は沖縄の人たちと手をつないで、団結して、勝利するために一緒に闘いましょうという形で、今日馳せ参じました。そして、今後もそういう形でやっていきたいと思います。あすの闘いも、そういう意味で、ほんとに小さな問題に付き合っていくと言うんじゃなくって、大きな展望の中で今こそ大きく羽ばたくためにみんなが大きく大同団結していく時期じゃないのか。敵はほんとに弱っているんですよ。もう経済は底をついて一番悪いところに行っている。政治は5流ですよ。もうどうしようもない時代になってきているんです。だからこそ彼らは凶暴になるのだと思います。50名の逮捕もありました。しかし、それは弱さの表れであってね、我々がほんとに団結して手を携えていけば勝利はつかめるんだ。そういうことを証明した闘いだったと、この前の闘いを総括しています。

 ですから、今日のこの場のようなことが、敵さんが知ったら驚愕するだろう。「こんなことがあってはならない」と。沖縄の人たちと三里塚が手を結ぶなんて、とんでもない話だと。

11623_3  我々は、明日、その中に大胆に反対同盟の旗を立てます。そして幟も持ってデモ行進します。沖縄の人たちも、三里塚と一緒に闘うことができるだろう。要するに敵は同じだ。時には体を張っても闘いますよと。そして正義が正義として貫くためには勝たなければいけない。そのために闘うために来ましたと明日も訴えます。

 そういう意味で、今日、こういう形で皆さんと会合を持ててほんとに嬉しいです。涙が出るほど嬉しいです。またこういう機会を作って、もっともっと幅を広げて集会を作っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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