今週の産直野菜(5月14日)
先ほど三里塚から産直野菜がとどきました。「野菜だより」にあるように現地は風が強い日はあるものの、昨年と違いからっとして気温が低めのようで作付と作物の成長は順調だそうです。春の葉物がいっぱい届きました。下に報じておりますように、この上ほうれん草もあったようですが、「成田市の検査が終わるまで待ってくれ」ということで、今回はパスだそうです。三里塚のほうれん草は、この辺のと違っていてしっかりしていてほんとに美味しいので、残念。
届いたのは、玉レタス、大根、サニーレタス、ラディッシュ、小松菜、チンゲンサイ、キャベツ、カブの8種類です。ラディッシュだけ泥を落としてやって衣装直しをしてから記念撮影です。「4、5月にキャベツをお届けできるのは初めてです」と「野菜だより」にありますが、昨年は4月の末から春キャベツが来ていて(玉キャベツと春キャベツは違うか?)、5月15日のキャベツに「寒いから青虫がいない」と書かれているのに、着いた夕方片づけていたら6匹も青虫があちこちからゾロゾロと。こちらが温いので旅をしてきた一晩で大きくなって出てきたのか。いないと思っていたからほんとにビックリ。そのまま三里塚に向かって「緊急現地闘争」。そして帰ってきたら翌日未明に団結街道の封鎖強行と市東さんの不当逮捕。すぐに現地に向かったことを思い出しました。いろいろありすぎたので、わずか1年前だとは思えない気分ですが、昨年のブログの記事を見て思い出しました。
「野菜だより」に以下の報告がありました。そのまま転載。
放射能問題で進展
12日、ほうれん草を検査へ
ようやく成田市が、放射能検査のために萩原の家の前の畑からほうれん草2kgを採取していきました。
12日に、成田市農協関連のほうれん草検査があることがわかり、成田市を追及した結果、こちらのほうれん草畑にも立ち寄ることになったのです。
検査野菜は、検査結果が出るまで出荷しないでくれとのことでしたので、今回予定していたほうれん草の出荷は延期しました。 (以上です)
【追記】先ほど三里塚の萩原進さんから電話があり、検査結果が出たそうです。県内26ヶ所の調査の一環として行われたそうで、場所によっては5~6品目の野菜を検査対象としたようです。萩原さんたちとしてはこれまでの経緯からもっとも影響が早く出ていると思われるほうれん草を検査させたようです。その上で、検査結果が「灰色」でも出荷を停止する覚悟を決めておられたようですが、県内26ヶ所すべてで「シロ」ということで、今日、三里塚産直の会として出荷を続ける事を確認されたそうです。
なお、その折の萩原さんの説明では、野菜と牧草では国の基準値が違い、牧草はずっと低い値で「クロ」となるそうです。
さあ、みなさん。営農に、闘いに、そして被災地支援に大奮闘の反対同盟のみなさんに応えて、5月20日、天神峰現闘本部控訴審判決闘争に、そして5月24日、市東さんの行政訴訟・農地法裁判の口頭弁論に、全力で参加しましょう。
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