三里塚の裁判 4月18日と19日
三里塚の裁判が来週、2日続けてあります。18日の「耕作権裁判」、19日の「団結街道裁判」です。この一か月で4つの裁判という大変さですが、反対同盟のみなさんは、全国集会、そして東日本大震災と闘いながら、産直・営農をやり抜きつつ、全力で闘っておられます。私たちも傍聴闘争を通して、支援しよう。
【耕作権裁判】 4月18日(月)午前10時半~ 千葉地裁601号法廷
先日12日の法廷後の報告会で萩原さんが怒りを込めて「農民が他人の土地を取り上げて不法に耕作し、作った作物を不法に売って生活してるみたいな書かれ方は、一番屈辱だ」「90年、開墾して、耕して、ここまで育ててやってきたのが不法だという」と弾劾しておられた市東さんを被告とする裁判です。
その12日の法廷で、NAA代理人は「41-9を放棄する」と口走りました。藤崎メモ(右上図)を根拠として市東東市さん(孝雄さんのお父さん)を騙して作った「境界確認書」と「同意書」によって行われた「耕作権解除申請」の基本が崩れてきているのです。当然にも「申請」されたその余の土地が「不法耕作」だとする主張のデタラメさも明らかとなってきています。それでも、彼らはデッチ上げられた「境界確認書」「同意書」にしがみつこうとしています。法廷闘争でその虚構を暴きつくし、市東さんへの農地取り上げ攻撃を粉砕しましょう。
【団結街道裁判】 4月19日(火)午前11時~ 千葉地裁601号法廷
この裁判は、言わずと知れた怒りなしには見ることができない左写真にある団結街道の成田市による廃止処分の取り消しとNAAによる通行止めの撤去を求めた裁判です。
市東さんの営農と生活を守る上で重要であるとともに、東日本大震災の渦中にもなお工事が強行されている第3誘導路建設を阻止する上でも重要な裁判です。成田市による用途廃止処分の違法、無効があまりにも明らかなだけに、成田市とNAAの代理人は「原告不適格」(門前払い)で逃げようとしていますが、そんなふざけた開き直りを断じて許してはなりません。反対同盟とともに全力で闘いましょう。
連日の闘争ですが、特に関東のみなさん。駆けつけてください。
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