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2011年3月 3日 (木)

東京高裁・井上裁判長の犯罪を弾劾する!

Photo_2  すでに報じたように2月4日、天神峰現闘本部裁判控訴審第3回口頭弁論において、東京高裁第15民事部井上繁規裁判長は、反対同盟が求めていた第1審証人への反対尋問のための証人申請と現場検証などすべてを理由も明らかにすることなく一方的に却下しました。直ちに反対同盟弁護団の長谷川弁護士が大声を上げながら裁判長席に迫って「裁判官忌避」を申し立てたのです。ところが井上裁判長は、「閉廷」を小さな声で言うや否や身をひるがえし「脱兎のごとく」法廷から退去しました。本人は「結審」を意図してはいたのだろうが、期日も指定できずに逃げ出したのです。そもそも「忌避」が申し立てられているのですから、その時点で一切の審理は中断されなければならなかったはずです。

 ところがこの法廷の記録を記した「調書」には、「裁判官忌避」が行われたという事実の記載は一切なく、「5月20日午後2時を、判決公判の期日とする」と井上裁判長が述べて閉廷したということにされているのです。断じて許されません。

 一昨日、「団結街道」第2回口頭弁論の法廷後の記者会見で、反対同盟弁護団の葉山弁護士と浅野弁護士が、怒りを込めこの事態を報告しておられますので、それぞれに語っていただきます。

【葉山弁護士】 2月4日の天神峰現地闘争本部の控訴審ですが、「反対尋問を経ていないものを証拠にすることは一般的にできないぞ」ということを最高裁が言われている事でありますが、行かれた方はご存知の通り、反対尋問の機会も経ずに強引にべらべらしゃべってですね、で、証人調べを却下するという風に。1131_2 その瞬間に「忌避」の申し立てをしたんですが、その「忌避」の申し立てについてあとから聞いたら、「それは聞かなかった。法廷の中ではなされていない」ということを高裁側は言って調書に記載しない。その代り、調書の中には「次回の期日は5月20日の午後2時にする」と言ったというんですが、行った人間誰でもわかることだと思うんですが、そんなことは一言も言ってないんですよ。ところが調書に勝手に書き込んで、次回は5月20日の2時に判決期日を開きますということです。

 それに対して、これは不当極まることで、これは浅野弁護士を中心にして「忌避」の申し立てをして最高裁に特別抗告の申し立てを2月25日に出しています。そういう形で闘ってるわけですが、裁判所の方が5月20日にやるというもんだから、これはやるといったからには、こちらは黙っているわけにはいかないという状況だと思いますので、それに対してどう対応するかということを含めて、反対同盟、弁護団とともに協議しながら進めて行きたいと思います。

【浅野弁護士】 先ほど葉山弁護団長が申し上げた天神峰のことなんですが、ほんとに、調書には法廷で「忌避」を申し立てたなどということは一言も書かれていないということで、それで弁論が終結したわけで5月20日に判決言い渡し期日を指定するという風な、法廷で誰も聞いていないことが調書に載っていて、法廷で起こった「忌避申し立て」という全員が知っていることが載っていないわけなんですよ。1131_3 本当に事実と180度デタラメなことが書いてあるんですよ。要するに内容虚偽の文章を裁判官が作成した。

 考えてくださいよ。たとえば、住民票と住んでいる住所が違うとか、あるいはホテルの宿帳にペンネームで書いたとか、面会の申し入れにペンネームで書いたとかで平気で逮捕・拘留するわけですよ、権力は。しかし、当の裁判長が、調書という公文書に内容虚偽のことを書いてデタラメな公文書を作ってるわけです。

 こんなことが許せるわけないじゃないですか。この天神峰の5月20日の判決言い渡しを絶対に許さずですね、この市東さんの裁判を勝ち抜いて、この団結街道を守り抜きましょう。―――

 東京高裁第15民事部裁判長・井上繁規は、明らかに権力の走狗として、2月4日を行動したのです。この日、日比谷公園霞門に傍聴のために集まった人々を100名以上の私服公安が取り囲み、法廷でも廊下に座る傍聴に入れなかった人々を50名近い公安私服が取り囲んでいました。ここには「三権分立」といった裁判所の平生の姿はかけらもなく、三里塚反対同盟とその闘いに恐怖し憎悪した国家権力の姿がさらけ出されていました。

 そして公文書である裁判調書に、事実を捻じ曲げ、「裁判官忌避」の事実を抹殺し、「5月20日、判決期日」を書き込まれたということは、反対同盟と弁護団が求めた証人尋問、現場検証で、事実と正義が明らかになることに恐怖するとともに、なんとしてもそれらを抹殺し、「仮執行宣言」を付けて、一気に天神峰現闘本部の解体へ、そのことによる係る一切の過去の事実の抹消へと道をこじ開けようとしている裁判所、国家権力の意図があまりにも見え見えではありませんか。権力の走狗と化した裁判長井上繁規は、反対同盟とその闘いの「本丸」ともいうべき天神峰現地闘争本部への攻撃に手を染めようとする「確信犯」であり、断じて許されない。その汚れた名前を我々は決して忘れない。

 みなさん。事態は極めて重大な局面を迎えていると言わざるを得ません。昨年来の市東さんへの営農破壊、生活破壊、人権侵害の様々な攻撃、団結街道封鎖、第3誘導路建設を柱とした攻撃を絶対にはね返し、天神峰現闘本部を守り抜く闘いに直ちに決起しよう。敵・国家権力は明らかに踏み込んできたのです。無謀なその攻撃には一片の道理も正当性も、そして展望もない。そこまで、追い詰められ、後がないのだ。ならば、我々の闘いでとどめを刺してやろうではないか。沖縄の高江で、山口の上関で、同じようにむき出しの襲撃が国家権力によって繰り広げられているが、住民と支援者の力で押し返している。こうした闘いと一体となって撥ね返していこうではありませんか。3・9「三里塚・沖縄を結ぶ集い」(大阪)を成功させ、3・27三里塚現地へ総決起しよう!

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