今週の産直野菜(3月28日)
先ほど三里塚から産直野菜が届きました。畑から摘み取ってから3日間以上も箱の中で暮らしていたから、大根の間引き菜(写真左下)など、かわいそうなくらい萎れてしまっていました。1時間近く水の中に浸けて、衣装直し。元気を取戻し、記念撮影。
実は先週のサニーレタスが1日半で萎れてしまっていたのです。もともと熱に弱い作物(昨年の5月、溶けてしまった)。来てすぐに1時間近く水に浸けてやったら、なんと1週間以上経った今朝食べてもしゃきしゃきっと元気で美味しい。三里塚の野菜は強いです。
ということで、今日届いたのは、ネギ、ニンジン、からし菜漬け、大根間引き菜、サツマイモの5品。「端境期や~」という感じです。それでも、まだ放射能の影響は受けていない(多分)。風向き次第ですが、三里塚の大地の無事を祈るばかりです。
しかし原子力発電所が、今回の事故で明らかになったように脆弱なものでしかないことがわかりながら、指摘されていながら、「安全だ」と住民に押し付けてきた日本の電力政策と核開発のおぞましさに、改めて激しい怒りを覚えます。
これから写真を整理したり、録音を聞き直してから昨日の三里塚全国総決起集会の報告をいたしますが、東北関東大震災の被災者支援と原発政策への怒りの声が、集会全体に溢れていました。そして「国策」の押しつけということでは、この事態と沖縄の基地、そして三里塚が同じ構造であり、三里塚から反撃ののろしを上げていこうと確認された、熱気のこもった集会でした。右写真は、小見川県道の天神峰トンネルを出たところで、両側のフェンスは、市東さんのお宅のすぐ西側で、第3誘導路をこの上を通すための工事を現在進めている場所です。
すでに同盟ブログ(http://www.sanrizuka-doumei.jp/home/2011/03/post-233.html)が訴えていますが、明日は、この第3誘導路許可処分の取り消しを求めて反対同盟が起こした裁判の第1回口頭弁論です。昨日の集会の報告を立ち上げてから、私も、再度千葉に向かいます。みなさん。特に関東のみなさん。大事な裁判です。是非、傍聴闘争に立ち上がってください。
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