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2011年2月17日 (木)

神戸空港開港5年抗議集会 (2月16日)

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 昨日16日、神戸空港が開港して丸5年になることに抗議して、新社会党や日本共産党の神戸市議団をはじめ神戸再生フォーラム、ストップ神戸空港、そして神戸空港の中止を求める市民の会など21団体が主催して、神戸市役所前での集会が、約100名の結集で開かれました。

 神戸空港の経営破たん、管理収支の赤字化、土地売却の遅れによる建設借金の先送りなどに怒りの声が集中しました。新都市整備事業会計でやりくりすることは、結局市税の投入と変わらないと。そして震災後16年を経過して、神戸空港に湯水のごとく金を投入しながら、借り上げ住宅から被災者を、高齢者を叩き出そうなどと許せるかと怒りの声が集中しました。

 神戸空港の中止を求める市民の会は5人が参加し、白石裕事務局長が挨拶しました。

【白石事務局長の挨拶】

 こんにちは。神戸空港の中止を求める市民の会の白石です。私たちはこの日曜日に、神戸空港廃港、即撤去をしなさいという確認の集会を100人の方々の結集で盛大にやりました。そこで確認できたことは、今神戸空港がマイナスの要因ばっかり報道されている、これは事実だと思います。本当に今、神戸空港をやめて撤去にむけて考えないといけない時です。作り始めた時に間違えたんですから元に戻せばいいんです。それを私たちは13日、確認をしました。11216_2

 神戸空港について大阪府の知事やなんかが、沖縄の問題とひっくるめたようなことを言いましたけれども、あれだって考えたら「神戸空港に使用料が入るんだったら軍事空港だっていいよ」ということになりかねない。私たちは、そんな危険な思いをもちます。

 とにかく神戸空港ができたために、神戸の港は汚れてしまいました。私たちの代表である讃岐田さんは、この汚れをなくするのは神戸空港をやめるしかないんだ、撤去してもとの海に戻せ、それしかないんだということを言ってますけれども、私たち神戸空港の中止を求める市民の会は、それを今後ともみなさんの支援を受けながら強力に進めて行きたいと思います。

 ありがとうございました。

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