道路切り替え工事強行を弾劾する
空港会社NAAは、今朝早朝、第3誘導路の建設のために市東さん宅前を通る県道を「地下道化する」ためと称して、右図のAB間で急カーブの切り回し道に切り替える工事を強行しました。
反対同盟と支援連は直ちに抗議の闘いをやり抜きました。反対同盟ブログが映像でその様子を伝えてくれています。http://www.sanrizuka-doumei.jp/home/2011/02/post-224.htmlをクリックしてご覧ください。北原事務局長が弾劾しておられるように、その道路を毎日、それも何度も使っている市東さんに一言の断りもなく、こんな生活破壊の工事を一方的に強行する権利も資格もNAAにはありません。断じて許すことのできない人権侵害です。
しかも、同盟ブログの映像が明らかにしているように、県道を封鎖して地下道化の工事をするためにその全体をフェンスで囲み、NAAも業者も、警察も、車から何からそのフェンスの中に隠れて作業するという信じられないような不様な形でしかできないのです(左写真、同盟ブログより転載。仮フェンスを業者がヘルメットをかぶって抑えているというこの不様な姿を見よ!)。萩原さんが映像の中で語っておられるように、三里塚闘争におびえ、追い詰められているからの姿でしかありません。
この地下道化の工事は、団結街道の封鎖に継ぐ、市東さんの営農を妨害する第2の封鎖なのです。右上写真のABの中間から左上矢印の間に薄白い道がありますが、これは旧小見川県道で、団結街道が封鎖されてから、これまで市東さんはここを通って南台の畑(写真の北)や堀之内の畑(写真の北西)、あるいは田んぼに通われていたのです。この地下道化は、この道路を新たに封鎖することなのです。それ故、反対同盟は、この切り回し道路への切り替えを市東さんへの重大な営農破壊、生活破壊の攻撃だとして反対し、「1月中に終わる」と言われていたものを今日まで実力で阻止し続けてきたのです。
先日の天神峰現闘本部裁判における東京高裁井上裁判長の審理から「脱兎のごとく」逃亡した姿といい、今日の現地における切り替え工事強行の不様さといい、追い詰められているのはNAAであり、菅政権であることを何よりも如実に物語っています。
市東さんの怒り、反対同盟の怒りを私たち一人一人の怒りとして、今こそ全力で「3・9三里塚・沖縄を結ぶ集い」を成功させ、3・27三里塚現地での全国集会に駆けつけようではありませんか。
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