「米 新核爆撃機開発へ」 なんだこりゃ???
昨日の朝日新聞の夕刊トップに右の記事が。まさに産軍複合の力でしか体制を維持できなくなったアメリカならではの発表に、思わず「なんじゃこりゃ???」。
そういやあ最近の日本の大新聞も連日、中国軍の空母やステルス機などにぎにぎしい。これでますます「中国の脅威」「朝鮮半島の危機」が叫ばれるのだろう。
先日も大阪駅で「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」のビラまき、署名活動に参加していたら、中年のおっちゃんが血相を変えて「尖閣を占領されたら沖縄は中国の領土になるぞ。チベットを見ろ」とどなってきた。にこにこしながら「そんなことにはならへんで、おっちゃん」と対応すると、一言、二言何かを叫んで、あっちに行ってしまわれた。政府もそうだが、マスコミの煽りで、何か変な雰囲気がこの国にでき始めているのを実感しました。
「防衛大綱の見直し」で、南西方面への自衛隊の展開とかで、2万数千の部隊が沖縄に配備されようとしている。家族を含めると10万人近いヤマトの人間が国策として沖縄に送りこまれるのです。戦前、本土防衛の名のもとに中国戦線から大挙して日本軍が送り込まれて以来のことです。「基地撤去」を願う沖縄県民の中に1割近い人間が「防衛」を理由に送り込まれようとしています。このことの方が、重大ではないでしょうか。沖縄に米軍基地を、日米安保の重石を押し付ける差別をさらに強化することではないでしょうか。ヤマトの人間として、それでいいのかと本当に危機感を覚えます。
今、右も左も「戦争の危機」「尖閣」などで語り始めるのを聞くとき、先のおっちゃんのように、「排外主義」のシミが、右にも左にもじわじわと入り込んでいるのではと恐れます。ほんとにこれでいいんでしょうか。もっと近くにいる中国の人や朝鮮・韓国の人と話し合い、どう考えておられるのかを聞くことから始めることも必要ではないでしょうか。
今日は、全国連兵庫の新年会、明日は成田で三里塚反対同盟の団結旗開き、明後日は三里塚決戦勝利関西実行委員会の旗開きです。一昨日は、被災地3組合の事務所開きでした。いよいよ、新しい年の闘いが始まりました。飲んで浮かれているばかりではいけませんが、マスコミの煽りや政府の危機アジリに絡めとられないように、しっかりと足を地につけ頑張りましょう。1月10日の、関西実行委員会の旗開きに是非、お集まりください。
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