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2010年12月20日 (月)

ひとり言

 昨日、JR元町駅前で、「神戸空港の中止を求める市民の会」の月例のビラまきがありました。少し寒さが和らぎ、心地よい日照りの中のビラまきで、6人で400枚がまけました。

 ビラは、市民との話し合いの回路を切ろうとする神戸市への「神戸市は、市民の声を真摯に受け止めよ」「市民との話し合いを行え」というものと、「神戸空港・神戸港の軍事使用を認めない」でした。

 101210 マイクを持っての訴えは、もっぱら普天間基地問題に対する先日の橋下大阪府知事が「関空ではなく、先行き不透明な神戸空港では」という暴言に対する、矢田神戸市長の「国が決めること」などという発言を批判することに絞りました。

 矢田市長の言い分は、「国が決めたら受け入れる」という意味であり、「非核神戸方式」を市民の意志として神戸港について市長に付託した市民の平和への願いを踏みにじるものだと。あわせて、沖縄の「基地撤去」に向けた「民意」を訴え、この民意を「日米合意」の名のもとに踏みつぶそうとする菅政権の政策は、民主主義を踏みにじるものだとも。

 30歳くらいの青年が、横断幕にある「市長は責任をとれ」という言葉について「責任てどういうことですか」と聞いてこられました。2千億円の借金の先送りの問題と、来年から赤字になる空港経営の問題を話すと、「ひどいなぁ~」と納得してくれたようです。そこへ、50歳くらいのおっちゃんが、「35万人もの人が『住民投票』言うて反対したのに、何で作られたんや」と。しばらく話していると納得したようでしたが、「どうせ役に立たないんやから、米軍基地に貸したらどうやろ」「アメリカに守ってもらってるからなぁ」と。するとそばで聞いていた先ほどの青年が「防衛は大事や」と割り込んでくる。朝鮮の共和国の軍隊の脆弱な装備の話しをして「戦争なんて起こらへんで」というと「そやけど守ってもらってるのは大事や」と。「守ってもらってるのと違うで。日本の自衛隊は世界有数の装備を持った軍隊や。しかも思いやり予算、つまり我々の税金を毎年1800億円以上も出して何で米軍を支えなあかんのや」と話すと、「そうやなぁ」と2人。それ以上は話しが進みませんでしたが、青年は「やっぱりよう知っとるなぁ」と離れていきます。おっちゃんは、リンゴを一つ差し出して「さっき兄貴にもらったんや。食べて頑張って」と言い残して行かれました。

 「尖閣列島」問題、韓国のヨンビョン島問題などマスコミが排外主義と「脅威」を煽り、米韓合同演習、これまでで最大規模の日米合同軍事演習などが続く中で、普通の人々の中に「軍備を持たなあかんのとちゃうか」「戦争があるのかな」という雰囲気が作られていることを痛いほど感じさせられる機会でした。反戦、平和を口にすることはできますが、この膨大な宣伝に、排外主義宣伝の氾濫に自分たちが対応しきれていないことを痛切に感じさせられました。沖縄、三里塚に勝利するには、この関係をどうやってひっくり返すかやなと、想いを新たにしました。

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