第34回団結野菜市
今日、27日、雪が心配される中、三里塚からの野菜も無事到着し、午前6時からの荷受け、そして8時過ぎからの集会をもって第34回団結野菜市が開かれました。
7、8月の猛暑と、秋の高温で注文通り野菜が届くのだろうかと心配しました。特に目玉の白菜が、萩原さんのところや鈴木さんのところで壊滅的で、届いたものを見なければわからないという状況でした。しかし、立派な白菜が市東さんのところから注文通りに届いたのです。落花生がやられたとか、ゴボウが小ぶりだということも、気になるほどではありません。
集会では、永井さんから「野菜市が開かれるということは、三里塚の勝利の証し」「しかも、厳しい酷暑を乗り越えて、34年もそれが続いたことは大きい」と。
11月初めから体調を崩しておられると心配していた山本さんが元気なお顔を見せて「医者から90にしては不思議と褒められた」「91歳に向けて頑張ります」と元気な挨拶に、みなさん、思わず熱い拍手。
そのあと、遠路野菜を運んできてくれた現闘のKさんから、反対同盟の萩原進さんのメッセージが代読されました(明日のブログに掲載)。
さすがに34回目。みなさん、慣れた手つきでどんどん各団体のところへ野菜が積み上げられていきます。見ていてくださいとみんなに言われていた山本先生も落花生の袋詰めを頑張っておられました。
私は、住民の会の14軒の野菜を振り分けてから積み込んで、Sさんと配達に。夕方5時ごろまでかかって無事終了。車を返して、帰ってきて先ず、白菜などで水炊きの鍋を楽しみました。遠路来てくれたSさんはまだ帰りの途中かと申し訳なく思いながら・・・。
萩原さんのメッセージにもありますが、第3誘導路建設のためと称して、旧小見川県道を閉鎖して切り回し道路に切り替える攻撃が年初にもあるようです。市東さんの営農にさらに重圧を加え破壊しようという攻撃です。断じて許されません。反対同盟、そして市東さんとともに闘いましょう!
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コメント
歳のせいか、こういう記事を読むと泣きそうになる。
あまりに、すてきだもの。
土の匂い、汗のかおり。
今年になって、生まれてはじめて、あなたがたと知りあい、いつも身近に感じておれるなんて。
何度か死にかかったけど、何とか生きのびてきた甲斐がありました。
どうか、よいお年をむかえて下さい。
投稿: 田中洌 | 2010年12月28日 (火) 10時02分