全国連芦原支部 第7回定期大会
昨日、西宮の若竹会館で全国連芦原支部の定期大会があり、参加し挨拶をさせていただきました。
冒頭あいさつに立たれた全国連中央本部中田潔書記長は、狭山第3次再審開始を求めて闘ってきたことを振り返り、特に10・31奈良において新しい狭山闘争の共同の闘いを作り出してきた、石川一雄さんを迎え力強い大きな流れを作る節目の闘いとして勝ち取られたことを確認されました。 そして来る12月に予想される三者協議に向け、全国的規模での要請行動による闘いへの決起を、完全な証拠開示を要求し、糾弾闘争として貫こうと訴えらえました。さらに、現在の全国連の枠を超える部落の「実態調査」への全面的な取り組みを、差別をはね返し生活を守っていく闘いへの大きな基礎的資料として作り上げていくためにやり抜こうと訴えられました。
関西合同労組石田委員長からは、奈良での10・31狭山集会での石川一雄さんの獄中での具体的な経験を踏まえた「この人生は素晴らしい」「心の豊かさをとりもどした」という想いに感動したことを語りながら、狭山闘争、芦原支部の闘いに共に闘っていく決意を明らかにされた上で、団結を守るには、差別・分断、排外主義と闘うことが最も大切だと訴えられました。
私からは、東灘区住民の会、関実として、2日前の天神峰現闘本部裁判の敵の結審攻撃を押し返した闘いを報告するとともに、その日、東京高裁前で全証拠の開示、狭山第3次再審開始を訴えておられる石川一雄さんとの劇的な交流(左写真)を報告し、芦原支部、全国連とともに闘いぬくことを表明しました。
寺下眞治芦原支部書記長から、今年の活動報告が、「狭山再審闘争を全力で闘いぬいたこの一年」として明らかにされた上で、第1に差別糾弾闘争を徹底して推進してきた一年であったとを明らかにしました。そして第2に、住宅追い出し攻撃をかける西宮市による差別行政との闘いを報告し、「いよいよ正念場」と団結し勝利しようと訴えられました。
青年から全国青年部大会の報告、決算報告が行われた後、東口博芦原支部支部長(右下写真)から「運動方針」が提起されました。 まず、部落差別とたたかう何者にも負けない団結を作り上げようとされたうえで、① 狭山第3次再審に勝利しよう。② 住宅闘争をはじめとする要求闘争に勝利しよう。③ 全国連・芦原支部を大きくするために力を貸してくださいと訴えられました。
そして番町支部(準)、南武庫之荘支部(準)からそれぞれ報告と意見表明が行われたあと、役員人事案と各議案を承認して、団結ガンバロウで定期大会を終えました。
大会後場所を移して、加古川から駆けつけられた岡本さんも交え、遅くまでなごやかな交流会が行われました。大会前に、結婚披露の宴に出て駆けつけた私には少しヘビーな交流でしたが、青年に「三里塚の現地調査に行こうよ」と誘うのを忘れませんでした。
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