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2010年10月14日 (木)

10・10三里塚  関西空港反対住民  特別報告

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永井満関実代表世話人

 結集されました全国のたたかう仲間のみなさん、また反対同盟の皆さんに関西の住民を代表しまして共闘の決意を込めてひとことご挨拶を申し上げたいと思います。

 ただいまは労働戦線から、そしてなによりも沖縄の方から素晴らしい闘いのご報告がなされました。そしてとりわけ沖縄における闘い、その沖縄の方々の闘いと連帯して、この三里塚の闘いに結集するすべてのものが、共に闘う形ができているということを、私は非常な感銘を受けながら聞いておりました。101010_2

 と申しますのもこの長い三里塚の闘い、その一番最初に、全国で闘っておられる方々が結集しましたが、その中でも砂川闘争の宮岡さん、あるいは北富士の闘いの母の会、天野さんをはじめとする方々。そういう方々と一番最初からご一緒に加わらせていただくことができて、しかもその夢を語り合った。三里塚を中心に全国の住民運動が手をつなぎ、基地の闘い、あらゆる闘いをやろう、わけても沖縄の方々とも手をつないでやろうじゃないかということを、心を熱くしながら語り合ったことを思い起こします。

 今、安次富さんが沖縄の闘いを紹介されながら、安次富さん自身も若き日に三里塚の闘いに決起されたということを過日お聞きしましたけれども、ともに沖縄の住民の方々と私たちがほんとに手を取り合って闘っていける。日本で一番激しく闘っていると言っても過言ではないそういう闘いが手を結んで、これから日本を大きく変えていくような闘いができるんだと、私は未来を見ております。

 そのために関西の住民である我々もがんばらないといけないということで、昨年来、従来の身内の決起集会ということではなくて、開かれた多くの人々の参加を呼び掛けた集会をしてまいりました。反対同盟もそのことに賛成してくださって、岩国の方々とか、春には「北原さん 大いに語る」という集会などなど、やってきました。

 先般は、私たちの3週間前の集会にも、萩原さんとともに安次富さんもおいでいただいて、本当に闘う陣形が出来上がりつつあると思います。101010_3

 一方、関西新空港の方も、最近ちょっとなりを潜めておりますけれども、非常な不況感の中で、いかにこれを黒字にしていくのか、伊丹の空港と合併しようとか、いろんなことが言われているわけですが、影に隠れてこの関空を軍事使用しようという企みがひそかに進んでおります。私たち関西の住民が40数年前に関西新空港反対に立ち上がった、その第1の反対理由も、「巨大空港は必ず軍事基地化する」ということをあげて反対したんです。今、隠密裏にそれが進められようとしている。成田もそうですけれども、一朝有事と言われるような時に必ずそれが軍事基地化し、兵站基地化し、そしてそこからアジアの人民殺戮の恐ろしい爆撃機が飛び立っていく。こういったことはもう、ほんとに常識であります。私たちはそれにも反対しております。

 反対同盟が40年前に淡路闘争にいち早く駆けつけ私たちを指導してくださった。そのことがあって淡路島に関空を作るという計画を見事追い出すことができたんですけれども、その時以来一貫して私たちが言ってきていることは、今申したように、単に自然破壊ありというようなことだけではなくして、関空、4000メートルの滑走路を持つような空港は必ず軍事化すると。今またそのことを声を大にして言っております。大阪で頑張る仲間とともに、この秋11月に、そういった趣旨の新たな反対闘争を作ろうということを今準備している次第です。

 そのような中で、今年の市東さんの素晴らしい、凄い闘い、ほんとに感動しておりますが、その闘いに続いてこの三里塚で闘うとともに、関西で、沖縄で、ともに頑張っていきたいとほんとに願っております。ともに頑張りたいと思います。ありがとうございました。

山本善偉関実世話人

 101010_4 結集されたみなさん。私は開会宣言をされた森田先生よりも3年遅く、1920年生まれです。戦争を経験して、平和憲法が定着しそうになりながら、今は非常に危ないところに来ている。

 私は、この4月25日、沖縄の集会に行って、目の前に9万、9万と発表されましたけれども、会場に入れない人がまだいっぱいいたわけですから、9万以上の人が集まり、この集まりのもの凄さをしみじみ感じました。

 昨年から私たちは闘いの輪を拡げるために、沖縄と岩国と三里塚を結ぼうじゃないかとやってまいりましたが、特にさる9月19日には、安次富さんに来ていただいて、萩原さんと一緒に、もちました。本土では沖縄の闘いはあまりにも知られていないというか、関心が寄せられていない。これは確かに沖縄に対する許しがたい差別であるということをしみじみ感じました。それを乗り越えるのは、中心になるのはやはりこの三里塚の闘いです。この三里塚の闘いが核で、これが広くなることによって沖縄の闘いと連帯ができる。

 どこで連帯するかというと、やはり今言われている日米安保条約、米軍再編、これに屈している政府のもとでは闘いにならないわけです。その根本は、それを真っ向からはねのける力。

 今の三里塚は、今年前半の厳しい、許すことのできない不法な闘いに、逐次勝っていきました。みにくい空港の、何の計画性もなく次々、次々と3つも誘導路を作る、市東さんが生活できないように道路を閉じるとか、ほんとに許しがたい闘いを断固として勝ち抜いているのが三里塚です。101010_5

 だが、沖縄と違うのは、どうしてここにあの9万の人が集まれないのか。やっぱり、三里塚に9万、10万の人が集まれる。かっては2万集まっていましたが、今はこの姿です。少なくとも2万以上の人が集まって、この右傾化していく、憲法を改悪しようとする空気を断固としてはねのけて、三里塚が反戦・平和の砦であるということをもう一度確認したいと思います。

 闘いはこれからです。二度と戦争、人を殺す、侵略する、そういうことがない世界を作るために頑張らなければならない。私は何歳まで生きるかわかりませんけれども、生きている限りは駆けつけ、この闘いに参加させてもらいたいと思います。ありがとうございます。

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