10・10三里塚 住民団体 部落解放同盟全国連
こんにちは。部落解放同盟全国連です。決意表明を行います。
まず初めに、三里塚反対同盟、44年に及ぶ不屈の闘いにあらためて敬意を表したいと思います。今日、羽田のハブ空港化に追い詰められた空港会社と千葉県は、なんと年間飛行回数を30万回に、また第3誘導路計画、団結街道の廃道化、さらには多くの方から発言がありましたように、市東さんをはじめ逮捕していく。このような暴挙が起こっています。私たち全国連は、このような国家権力による暴挙を断じて許しません。
萩原事務局次長が言われていますが、「こちらの構えで闘いは決まってくる」。まさにその通りです。この反対同盟の毅然たる戦闘精神、いかなる困難、弾圧があろうともとことん闘いぬく、この反対同盟の精神を受けて、私たち全国連は、全力で反対同盟との血盟にかけて闘いぬくと、まず初めにきっぱりと宣言したいと思います。
私たち全国連は、来る10月31日、10・31寺尾差別判決36ヵ年糾弾、全国の統一集会を行います。今回、特に部落の大衆、労働組合、市民団体が総結集する、そういう闘いとして行います。
47年間、不屈に闘う石川一雄さんを先頭にした粘り強い闘いによって、さる5月、実に22年ぶりに36点の新証拠の開示を勝ち取りました。決定的な情勢の到来です。だがしかし、検察が言うところの殺害現場での血液反応の結果など、石川さんの無実を証明する肝心な証拠は出していません。
私たちはさる9月、東京高裁、東京高検に対して、徹底した糾弾闘争を行いました。「裁判所は事実調べを行え」「検察は、隠し持った証拠を全部出せ」と行いました。この後、ちょうど石川さんが裁判所の前で街宣活動を行っており、石川さんとの感動的な合流を勝ち取りました。
私たちはこの狭山、47年に及ぶ闘いに何としても決着をつけるべく全力で闘います。とりわけ、三里塚、沖縄の闘いに続いて、この狭山の闘いをかって70年代、10万人を結集した、そういう闘いへと大きなうねりを、必ずや全国連が、労働者、部落大衆の団結で実現するということを最後に決意して決意表明に代えます。頑張りましょう。
(右写真は、部落解放同盟全国連ホームページより転載。2010年9月、要請行動)
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