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2010年9月 6日 (月)

9月10日、市東さんの農地法裁判、行政訴訟に傍聴を

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 すでにおなじみなった写真ですが、「へ」の字誘導路で、南からの着陸機を待って現闘本部建物の左側に4機もの着陸機が信号で止められ待機している写真です(写真をクリックしていただければ大きくなるのでよくわかります)。理由は、「へ」の字部分で誘導路が滑走路と70メートル余りに接近し、着陸機があれば接触する恐れがあるという安全性を無視した状態にあるからです。

 空港会社は、現闘本部とその北に隣接する市東さんの南台の畑があるから安全性が損なわれているとして、いずれも裁判で解体、強奪を狙っています。それが、天神峰現闘本部裁判(現在、控訴審)であり、市東さんの3つの裁判(農地法裁判、行政訴訟、そして耕作権裁判)です。しかし、これは空港会社の居直りであり、すり替えでしかありません。10731

 2002年、暫定滑走路の開港が強行された時、「へ」の字誘導路問題だけでなく、滑走路に50メートルと迫る開拓道路や東峰神社、一坪用地、そして上空40メートルの飛行によって島村さんなど住民に110ホーンの騒音被害を与えるなど国際法上も明らかに安全性を無視した欠陥、そして違法滑走路だったのです。それを承知で「大丈夫です」と開港を強行したのが空港会社ではありませんか。それを今になって、「30万回化」するためとか、「ハブ空港化」のためと称して、農地の強奪や本部解体の理由とするなど本末転倒も甚だしい、許せないことです。(右写真は、7月31日闘われた緊急現地闘争で、南台の畑で想いを語られる市東さんです。)

 そして、反対同盟が本部解体を許さず踏ん張り、市東さんが農地を守りぬき、営農に励む限り、この空港会社のねらいはそもそも破綻し、事態は微動だにしません。そこに、追い詰められている空港会社、国の現実があります。だからこそ、追い詰められたがゆえに、この間の、市東さんへの逮捕・拘留攻撃、団結街道の封鎖、畑の囲い込み、第3誘導路建設へとの矢継ぎ早の違法攻撃がかけられてきたのです。追い詰められていなければ、これほど理不尽な、しかし破綻した攻撃など彼らにしても必要なかった、いや、やりたくなかったはずです。

 こうした状況を前にし、天神峰現闘本部裁判第1審判決(2月25日)を直前に控えた2月16日、前回の農地法、行政訴訟の口頭弁論が開かれました。しかも5月には裁判官が交代するという局面の中で、早期結審、市東さんの農地強奪に道筋をつけようとした裁判長は、この日、「裁判がこう着状態にある」として「進行協議」を密室で強行しようとして、弁護団、傍聴の闘いで粉砕されたのです。弁護団は、公団(現空港会社)の「不在地主」問題を通して、空港会社の所有権自体が違法であることを追及していた中でした。

 次回口頭弁論は5月25日に予定されました。しかし、市東さん本人が不当に直前の17日に逮捕され、拘留され続けている中で、本人と同盟、弁護団の強い出廷要求に対し、不当な弾圧を続ける検察は、本人の出廷を拒否したのです。これに怒った反対同盟は、断固として開廷を拒否し、裁判の延期を求めたのです。その結果、5月25日の法廷は流れ、この9月10日、新しい裁判長のもとで初めて開かれることになったのです。

 ですから、攻勢を続けているこの市東さんの裁判の持つ意味と、反対同盟を先頭とした怒りを、新しい裁判長に突きつけることが本当に必要です。それには、法廷を溢れる傍聴闘争が何より必要です。

 みなさん。9月10日、市東さんの農地法裁判、行政訴訟の再開ともいうべき口頭弁論に全力で駆けつけましょう。

【日時】 9月10日午前10時半 (傍聴券のために40分以上前に裁判所に)

【場所】 千葉地裁一階ロビー (法廷は601号法廷)

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