関実ニュース 第131号発行
関実の「実行委員会ニュース」第131号が、今日発送されます。「9・19三里塚と沖縄を結ぶ関西集会」そして「10・10三里塚全国集会」への武器として、お使いください。
内容は、まず永井満関実代表世話人の巻頭言「9・19関西集会を成功させ、決戦の秋に起とう」。
7・31緊急現地闘争での市東孝雄さん、萩原進さんの挨拶「この卑劣な攻撃が許せるか」。
当ブログよりの再録「天神峰現闘本部裁判控訴審闘争」。
尼崎・伊丹実行委員会の弥永修さんの「結成30年を振り返って」。
竹田雅博さんの「8・6ヒロシマ・リポート」。
この1年の闘いの年表「三里塚闘争のこの一年」。この1年が、まさに決戦に突入し、勝利的に戦い抜いていることが見て取れます。
最後に、「『襤褸の旗』フィルム保存のためのカンパのお願い」です。
今日は、永井満関実代表世話人の巻頭文をご紹介します。
9・19関西集会を成功させ、決戦の秋に起とう
関西実行委員会代表世話人・永井満
来る9月19日(日)午後2時より大阪市立中央会館で、わが関実の「9・19三里塚と沖縄を結ぶ関西集会」が開かれます。 ゲストとして沖縄から安次富浩さん(名護ヘリ基地反対協の共同代表)、そして三里塚から反対同盟事務局次長・萩原進さんを迎え、沖縄の熱い闘いの報告と、断固として闘い続ける三里塚からのアッピールを受けます。この集会を成功させ、今秋の闘いに総決起しようではありませんか。 (右写真は、6.27現地闘争で発言する永井さん)
本年4月25日、沖縄読谷村運動広場に9万人が総結集して開かれた基地撤去を求める沖縄県民大会に参加し、基地撤去を求める人々の熱い思いを目の当たりにしました。また最低でも「県外」としていた普天間基地の移転先を従来どおり辺野古・キャンプシュワブに戻した政権の裏切りに対する失望と激しい怒りを肌で感じ、私たち本土にあるものが、何をなさねばならないかを深く思わしめられました。
この集会に三里塚反対同盟は同盟旗を押し立て、萩原事務局次長、市東孝雄さんが会場中央に堂々と登場しました(左写真)。雲一つない真っ青な空の下、翻る同盟旗を仰ぎ、感無量なるものがありました。
それと同時に、このことは三里塚を闘うわたしたちが、沖縄の闘いをもわが闘いとして闘っていくことを決意し、足を踏み出したことを意味しています。そしてそれは、沖縄の人々の闘いを応援しに本土から出かけていく、といったものでは絶対にありません。
沖縄の現実が日米安保体制によるものであることが明らかな以上、安保体制そのものを撃つ闘いが私たち本土側の人間に求められているのであります。8・6ヒロシマの追悼集会で核廃絶を誓った筈の菅首相は直後の記者会見で「核の傘は有用だ」と本音を吐きました。これはアメリカの核に依存する日米安保体制を今後も維持していくことの宣言であります。
その発端から「反戦反核、平和の砦たらん」を旗印に軍事空港建設を許さない闘いを闘ってきた三里塚の闘いは、安保体制を撃つ闘いでありました。私たちはそれをこそ共通の意志として闘ってきました。そのことを旗幟鮮明にして闘うことが今、求められています。この秋、全力で闘いましょう。
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