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2010年7月 1日 (木)

反対同盟が弾劾声明

10628_2  今日、亡くなられた鈴木幸司さんとつれあいのいとさん(左下写真)にかかる一坪裁判が行われました。

 この裁判に先だって、反対同盟と顧問弁護団は千葉地裁の保全係に赴き、反対同盟全員が債権者として開拓道路の通行妨害を禁止する仮処分を申し立てました。言わずと知れた市東孝雄さんの営農妨害であるのみならず、現闘本部を所有する反対同盟員が近づくことが出来ないことからです。道路を閉鎖する根拠となる道路法10条1項に違反し、債権者らが憲法13条に基づき人格権たる通行権を侵害され、また憲法22条1項に基づく基本的人権としての移動の自由を侵害されているとする。そして成田市による開拓道路の廃止処分が憲法31条が定める適正手続きに違反しているなどとする。1071

 他方、国交省は昨日、6月30日、第3誘導路の新設と空港の範囲の変更を求めた空港会社の申請を認可し、第3誘導路の供用開始を2013年3月31日とすると発表した。

 これに対し、反対同盟は、一坪裁判の後、記者会見を行い、本日の裁判の説明、報告の後、萩原富夫さん(右下写真)から弾劾声明を発表し、萩原進事務局次長が、反対同盟としての想いを語られました。

弾劾声明

 6月28日未明、成田空港株式会社は団結街道の閉鎖を強行した。昨日、国土交通省は第3誘導路建設を認可した。市東孝雄氏の5・17不当逮捕に始まる一連の事態は、天神峰地区に対する襲撃と言うべき暴挙であって、そこには憲法も人権も一切認められない。反対同盟は怒りを込めて弾劾し、敢然と闘う決意を表明する。

 いったいいかなる権限のもとに、団結街道を廃止できるのか。団結街道は明治からの里道であり、今も一日150台を超える車両が通行する。市東孝雄さんにとっては他に代えられない耕作用道路である。反対同盟の本部建物である天神峰現闘本部に通じる唯一の道である。

 この公道を、地権者や関係人の承諾なく、最低限の行政手続きを踏み破って、一坪わずか9,420円という破格の値段で談合し売買する成田市と空港会社に怒りがこみ上げる。1071_2

 夜も明けやらぬ午前3時に人目を盗み、ガードマンと機動隊を盾にして封鎖を強行したことの中に、その不正義が明らかだ。反対同盟は、本日、通行妨害禁止の仮処分を千葉地裁に申し立て、反撃した。

 第3誘導路計画は空港破たんの象徴である。その認可は、無責任な官僚政治の最たるものだ。急坂・急カーブの1本目の誘導路、東峰の森を伐採した2本目の誘導路を見よ! 構造的な欠陥を抱え、成田空港の死重となっている。その責任はあげて、農地を強制収用し農民を弾圧してきた空港会社と政府権力にある。

 3本目の誘導路着工を断固として粉砕する。暫定滑走路を閉鎖に追い込み空港廃港へと前進する。

 全国のみなさん!

 三里塚闘争は、団結街道閉鎖と第3誘導路着工との攻防をもって、現闘本部を防衛し、市東さんの農地を守りぬく高原的な闘いに入りました。

 菅政権の消費大増税、辺野古新基地建設、東アジア共同体構想に対して、三里塚は沖縄の怒りと固く結びつき、身体を張った実力闘争で闘い抜くことを決意します。7・23現闘本部裁判控訴審初弁論、7・26農地裁判に結集し闘うことを訴えます。

 2010年7月1日

                   三里塚芝山連合空港反対同盟

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