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2010年6月16日 (水)

「淡路の空を守る会」が関空会社と空港事務所に申し入れ

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 昨日6月15日、「淡路の空を守る会」は永井代表、安藤事務局長、I 事務局員の3名で2年ぶりに関空会社と国土交通省空港事務所を訪れ、「関空を軍事空港にしてはならない」「淡路上空の迷惑飛行を早期に改善せよ」などの申し入れを行いました。

 軍事空港問題では、大阪府橋下知事を筆頭とする「関空を普天間の代替えに」との許しがたい動きについて、関空会社と空港事務所の考えを確認。「関空は平和空港としてこれからも存在する」ことを両者とも表明。橋下知事の発言に対しては「関空会社の意向も聞かずに勝手にしゃべっている」との不快感を示していました。しかし、「もし国から軍事使用を指示されたら、どうするのか」との質問には、「その時は慎重に協議したい」と表明し、国に抵抗する姿勢はありませんでしたが、以前に表明した「国の指示に従う」との姿勢から多少は改善された印象を持ちました。10615_2

 迷惑飛行の改善問題では、関空会社は「CAB(国土交通省空港事務所)にお願いする」と消極的で、改善の姿勢が見られません。また、CABは管制官に報告するという他人任せの姿勢に終始していました。

 私たちは、今後も軍事空港にさせない運動を淡路島や大阪湾岸で広めていきたいと思います。また、環境を改善しようとしない関空会社や無責任なCABに対し、粘り強く飛行監視活動と問題飛行の糾弾を続けてゆきます。

        報告 淡路の空を守る会事務局長 安藤眞一

 なお、最初の写真は関空会社での申し入れ行動(正面右が永井代表、左が安藤事務局長)。右下写真は、CABへの申し入れ。

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