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2010年5月 6日 (木)

沖縄と三里塚 5・16闘争に向けて

10425  「世界一危険な」普天間基地の閉鎖を先ず何よりもアメリカ政府に交渉すべき鳩山首相が、それを放棄し、4日、沖縄にまた再び押し付けるべく押しかけて行った。虚構でしかない「近隣諸国との関係」「抑止力」を掲げて。

 沖縄のみなさんの怒りのマグマは、もはやとどめることはできない。神戸市の人口よりも少ない県民130万人のうちの少なくとも9万人が、4月25日、読谷の運動広場に結集したのです(上写真)。冒頭述べたものがそれへの政府、鳩山の回答だとするなら、余りにも沖縄の皆さんを愚弄する話であり、通用するものではない。

 戦後65年、そして明治政府による琉球処分以来130年、沖縄には人権はなく、差別と収奪、土地強奪の歴史であった。それを踏み台にして、日本の近現代が、戦後の「発展」があったと言っても過言ではない。この歴史と現実を前に、今、ヤマトに住む私たちの立ち位置が、在りようが、これほど問われたことはないのではないでしょうか。これほど明確な沖縄のみなさんの意志とその正当性を前にどうするのかと。沖縄では、4・25を引き継ぎ、5月16日、普天間基地をヒューマンチェーンで取り囲む包囲闘争が呼び掛けられています。全力で応えよう!

 F ひるがえって三里塚では、「成田空港のハブ化」「地元経済の発展」という最早虚構でしかない理由をもって、市東さんの農地(右写真、例を見ないほどの優良農地だ)の強奪を唯一の根拠に、市東さんが現に生活道路としており、一般の人々が日常的に利用している開拓道路を閉鎖する(道路法に違反している)攻撃が、この5月20日以降、かけられようとしている。鳩山政権によるこの攻撃もまた、その本当の根拠は「米軍再編計画の2014年達成」にあることは余りにも明らかであり、沖縄を愚弄するこの攻撃と根は一つなのだ。

 3月27日、沖縄から三里塚に来られた知花盛康さんなどと反対同盟農民との交流が夜遅くまで続いた。当然、話題は普天間基地閉鎖を巡る4・25県民大会を巡るものとなった。萩原進さんは、翌日の集会での基調報告で明らかなように、4・25県民大会への参加をひそかに決心されていたとは思う。しかし、一言も出されなかった。県民大会の翌日、26日、千葉で自らの農地を巡る裁判で意見陳述を行う予定であった市東孝雄さんは、この交流の中で、「反対同盟の旗を持って行って、県民大会の中で翻したい」と決意され、話された。待っていたように萩原さんが、「二人で行こう。明日の実役で決めよう」と語られ、関西から同席していた永井代表、山本世話人も、押し出されるように「私たちも行く」と決断された(下写真は、同盟旗を手に4・25県民大会でビラをまいておられる市東さん)。10425_2

 市東孝雄さんは、この話の中で、沖縄の闘いの中に自らを置くことで、三里塚の闘いの中での自分の想いをさらに不動のものとしたのです。いかに、国家権力が、空港会社が、成田市が、団結街道を封鎖しようが、市東さんがこの農地を耕し続ける限り、彼らの目論見は完全に破産するのです。

 現に、萩原さんと東峰部落を叩きだそうとして行われた東誘導路の建設による東峰の森の破壊によって、清水の畑(5・16集会の会場)に行くのに時間と危険があろうが、萩原進さんは、何変わることなく耕作を続け、敵の目論見を破産に追いやったではありませんか。その闘いが、市東さんへの攻撃、第3誘導路攻撃、団結街道閉鎖攻撃を引きよせたことは事実でしょう。しかし、市東さんは、萩原さんに続いて、淡々と農作業を続けようとしておられるのです。ここに勝利の鍵があります。

 私たちに必要なことは、市東さんのこの闘いを孤立させることなく、団結街道の閉鎖を阻止し、第3誘導路計画を粉砕することを、正に現地における実力闘争によって、沖縄の怒りのマグマの爆発と呼応し、全国の農民階層に闘いの道を指し示すことではないでしょうか。5・16三里塚現地集会に総決起しよう!

 団結街道の閉鎖を許すな! 第3誘導路計画を粉砕しよう! 暫定滑走路を閉鎖させ、成田空港を廃港へ! 市東さんの農地を守ろう! 沖縄と三里塚を貫いて闘いを爆発させよう! 5・16三里塚、普天間に総決起しよう!

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コメント

辺野古浜通信から


絞り出すように書かれたこの言葉の重さを、本土の人間は、理解しなければ。

投稿: でっかい | 2010年5月 7日 (金) 17時56分

辺野古浜通信から

沖縄は、沖縄人は「差別されていること」を長い年月、自ら公に語ることは少なかった。
「差別」が記事として出てしまったことに、大きな抵抗を感じる人もいる。
それでも、なお多くの人が「沖縄が差別されている」ことを、今、明確に語りはじめたのは何故か?

これから全沖縄が、島ぐるみでこの「差別」と闘うことを決意したからだということを、政府、官僚、米軍は覚悟しなければならない。

投稿: でっかい | 2010年5月 7日 (金) 17時57分

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