排外主義を許さない 5・30関西集会
昨日、5月30日、快晴の大阪・扇町公園で「在特会」「主権回復を目指す会」らの暴力を許さない街頭行動として、「排外主義を許さない 5・30関西集会」とデモが、1050名の結集のもとに闘い抜かれました。
主催者挨拶に立った関西生コン支部副委員長の高英男さん(右写真)は、「差別や排外主義による暴力を許す国にしてはならない」「彼ら『在特会』の道は過去の誤った戦争への道に再び進もうとしている」として「露骨な外国人差別、排外主義をやっていることに真っ向から闘う勢力が結集した」とこの日の闘いの意義と方向を明確に示された。
集会は、それぞれ「在特会」や「主権回復を目指す会」によって暴力的な襲撃を受けながら断固として自らの闘いを推し進めておられる各団体から、怒りの報告と闘う意志が表明されました。
在日本朝鮮人総連合会大阪本部国際統一部長の朴営致さん、朝鮮学校を支える会・京滋・「共同アピール運動」から、徳島県教職員組合委員長の小原伸二さん、旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・京都の代表から、水曜デモからアピールと歌、カトリック正義と平和協議会の松浦司教のメッセージが三木仁彦さんから代読され、東西本願寺を結ぶ非戦・平和共同の代表から、そして宝塚市議の大島淡紅子さんから。
そして迫る参議院選挙において社民党から立候補予定の大川朗子さんから、この日、全国幹事会で社民党として政権離脱に向けた会議が開かれていることへの想いと報告、そして差別・排外主義を許さない連帯の挨拶が、また、主催者を代表してまとめの挨拶をかねて、全港湾関西地本大阪支部委員長の大野進さんから挨拶が行われました。600を超える個人、団体の賛同のもとにこの集会が開かれたことを確認し、集会宣言が読み上げられ採択されました(「10.5.30集会宣言.pdf」をダウンロード)。
さあ、デモに出発です(左上写真)。
沿道の市民に元気いっぱい呼びかけます。「差別・排外主義を許すな!」「在特会の暴力を許さないぞ!」「やつらを通すな!」などと。
この日、集会破壊を企んだ「在特会」は、10人足らずで、デモ途中の交差点に現われましたが(右写真)、デモの怒りのシュプレヒコールが彼らを圧倒したことは言うまでもありません。
しかし、久しぶりに初夏らしい暑い一日でした。
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