見直せ!米軍再編 5・23岩国大集会に参加して
今日、5月23日、山口県岩国市で、土砂降りの雨の中、4千人が集まって「来るな!艦載機 / いらない!愛宕山米軍住宅 / 連帯しよう!沖縄・全国と 見直せ!米軍再編 5・23岩国大集会」が開かれ、関西から車で駆けつけて参加してきました。あまりの雨音に、録音がほとんど役立たず。簡単に報告します。
集会は前市長の井原さんを代表に実行委員会で組織されていました。そして集会アピール冒頭に、「4月18日の徳之島1万5千人集会、4月25日沖縄9万人集会に連帯」して開かれたことが明らかにされています。
そして集会には、沖縄、徳之島、厚木などの米軍再編、基地のおしつけと基地公害に怒る住民団体の代表が参加し、共に闘うことが示されました。
集会アピールは訴えます。「新たに岩国へ59機の艦載機が配備され、極東最大の米軍基地になるなど誰が望んだでしょうか。・・・(略)・・・戦後65年にもなるのにアメリカ軍が居座ることなど、一体誰が予想したでしょうか。 良好な住宅地が出来るはずであった愛宕山開発の夢も無残に打ち砕かれ、防衛省はその跡地に米軍住宅を計画し、199億円の予算を決定しました。『市民の声を聞く』と言いますが、米軍住宅や米軍関連施設などもってのほかです。長年の苦難に耐えてきた岩国市民のために、愛宕山跡地はそっくりまちづくりに使うべきです。 またアメリカは『地元の合意のないところには行かない』と言います。しかし岩国、沖縄、徳之島、厚木の住民は誰も『合意』していないのです」と。
登壇した高校2年生(右上写真)は、戦闘機の爆音によって授業が中断されるなどの被害を訴える中から、「騒音対策として基地の沖合移転が行われ、そのために削られた愛宕山の跡地が住民のために使われると聞いていたのに、中学2年生の時に艦載機の移駐に伴う米軍住宅になると聞いた時、 『うそつきは政治家の始まり』という言葉を確信した」と「政治家や官僚」を糾弾し、大人たちにもっと関心を持ってほしいと訴えました。
集会は、最後に「怒」の一文字を書いたA3の大きさの黄色い紙を全員が傘を差しながら掲げて、怒りを表しました(前から撮れなかったので、写真は逆字になっていますが)。会場になった公園をあふれ、周辺の道路にも一杯の人であふれました。
| 固定リンク
「たたかいの報告」カテゴリの記事
- 市東さんの所での座り込みに参加して(2023.01.21)
- 市東さんの農地を守ろう! 現地決戦に参加して(2022.12.15)
- 11・28 耕作権裁判傍聴報告 証拠隠し許さず 審理を尽くせ(2022.12.05)
- 強制執行許すまじ ー 11・27三里塚報告(2022.12.03)
- 4・25耕作権裁判報告 空港会社の証拠・証人隠しを追求(2022.04.29)
コメント
ほんとにいい集会でした。参加して良かった。
日本中で、米軍基地反対で追い出しましょう。
投稿: でっかい | 2010年5月24日 (月) 14時29分