市民犠牲の神戸市による空港政策を批判
神戸空港の中止を求める市民の会では、先週の4月14日、神戸市役所に出勤してきた市の職員への早朝ビラまき、昨日の4月18日には、JR元町駅前での市民へのビラまきとマイクを使っての訴えを行い、市民に犠牲を強いる神戸市による空港政策を批判し、訴えました。(「10.4.14市民の会ビラ.pdf」をダウンロード )14日は、1300枚。18日は、500枚が撒かれました。
昨日の街頭宣伝では、この25日に沖縄の読谷で開かれる県民集会を紹介しながら、沖縄のみなさんの普天間基地即時閉鎖、県内新基地建設反対の想いを全面的に支持することを訴えました。その上で、神戸空港を米軍の演習のために使うという大阪府知事橋下や国民新党の動きに対して、矢田神戸市長に「反対する」よう申し入れたところ、「米軍基地の移転など安全保障の問題については、国において検討される事項」だとして、拒否する回答をしてきたことを訴えました。
この矢田市長の回答は、神戸市が1975年以来守り続けてきた「非核神戸方式」を否定するものです。「非核3原則」がありながら、日米両政府による「核密約」によって、核搭載の米軍艦船が日本の港に自由に出入りしてきたことが、連立政権に代わったことで明らかになっています。そんな時代に、35年間も、非核神戸方式は神戸の港に米軍艦船を近づけさせもしないで「非核3原則」を厳密に守ってきたのです。
港湾法という自治を前提とした法律の力でした。矢田市長の回答は、こうした非核神戸方式を通した自治体としての神戸市と私たち市民の平和への願いに裏打ちされた自治の精神を否定するものです。
同時に、今まさに怒りのマグマが爆発しようとしている沖縄の皆さんの島ぐるみの闘いに冷水を浴びせかけ、反対するものです。本当に許せません。
この日のこの訴えは、多くの人の関心を呼び、わざわざビラを取りに来られる方が出ました。1時間半、マイクを離さず訴えたのにはさすがに疲れましたが、25日沖縄の県民集会に参加させていただく想いをこめ訴えることが出来たと思います。
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普天間移設 「米軍基地ノー」強く訴え 徳之島の反対集会
4月18日20時36分配信 毎日新聞
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徳之島で開かれた米軍基地移設に反対する集会で、学生代表として意見表明する徳之島高の中熊優姫さん=鹿児島県徳之島町で2010年4月18日午後0時9分、野田武撮影
島の未来を壊さないで--。鹿児島県徳之島で18日開かれた米軍普天間飛行場の移設に反対する集会。若い母親や農業者など島内を代表する住民ら16人がステージに上がり「米軍基地ノー」を訴えた。目標の1万人を超える参加人数が発表されると、広さ約3ヘクタールの漁港広場(徳之島町)を埋め尽くした参加者から拍手が起こり、指笛が鳴り響いた。主催した地元町長らは「政府は徳之島をあきらめるしかない」と自信を見せた。
「私はこの徳之島が大好きです。鳩山総理大臣、オバマ大統領、どうか平和な島を、私たちの徳之島の未来を壊さないでください」
学生代表の徳之島高2年の中熊優姫(ゆき)さん(16)は、日米政府のトップにあてた手紙を読み上げた。昨年、徳之島町で上演された本土復帰運動を描いた演劇に出演。戦後米軍統治下に置かれた島の苦難の歴史を改めて知り「私も島を守りたい」との思いを強くした。「米軍基地の移設で島の自然がなくなるのはいや、と友達ともよく話し合う」といい、率直な思いを日米両首脳に訴えようと、1人で約400字の手紙を書いた。
所得格差、雇用難の疲弊した地域経済を背景に、島内には移設受け入れによる振興策を期待する声もある。しかし、集会では、本土からUターンしてきた若い世代も口々に移設反対を訴えた。
出産を機に帰郷し、今は4児の母の野中涼子さん(33)=徳之島町=は、夫や子供と一緒に特設ステージに上がった。徳之島3町は全国一の出生率で、「子宝の島」とも言われる。子育て中の野中さんは「子どもがのびのび育つ島に基地はいらない」と声を振り絞った。
反対一色に染まる島内では影が薄いものの、移設賛成の声も根強く残る。集会に参加しなかった、推進派の伊仙町の男性は「集会に参加しても、絶対反対という人は多くないはずだ。仕事がなく将来が見えないのに、政府から説明もないうちに反対するのはおかしい」と話した。【村尾哲、斎藤良太】
投稿: あちこちで大変な盛り上がり!祭りじゃないよ。 | 2010年4月19日 (月) 09時59分